ナイジェリア代表を率いるジョゼ・ペセイロ監督は、負傷で同代表チームから離脱したFWウマル・サディクが、レアル・ソシエダ復帰後にすぐ起用可能な状態となったことについて「混乱している」と語った。スペイン『レレボ』が伝えている。
アフリカ・ネーションズカップに臨んでいるナイジェリア代表のメンバーだったサディクだった、左膝の怪我によって同チームから離脱してソシエダに復帰。完治までには2〜3週間を要する見込みとされていた。
だがナイジェリア代表離脱から5日後にあたる16日、ソシエダはコパ・デル・レイのベスト16、オサスナ戦の招集メンバーを発表したが、そこにサディクを含めていた。同チームのイマノル監督はその理由について「彼は昨日検査を受け、その後に練習にも参加したが良い感触を得ていた。本人もプレー可能だと口にしていたし、だからリストに含めたんだ」と説明している。
ただジョゼ・ペセイロ監督にとって、サディクのあまりにも早い復帰は理解し難いことだったようだ。サディクの代わりにトラブゾンスポルFWポール・オヌアチュを招集していた同指揮官は、次のように語った。
「私は混乱している」
「メディカルスタッフの報告によれば、サディクは完治するまで最低15日を要するということだった。だからクラブに復帰したんだ」
「サディクはここに残ることを望んでいたが、しかし私たちは代わりの選手の招集を決断した。彼がもう回復したことをうれしく思う。が、私たちと一緒にいないのは悲しいことだね」
なおサディクはオサスナ戦の後半途中から出場。チームの2-0の勝利に貢献している。なお試合後、イマノル監督は「彼自身はアフリカ・ネーションズカップに参加することを望んでいた。復帰はうれしいが、そのことについては残念に思うよ」と語っていた。
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