レアル・ソシエダがウニオン・ベルリンに所属するスリナム代表FWシェラルド・ベッカー(28)の獲得を決めたようだ。スペイン『ディアリオ・バスコ』が報じている。
FWモハメド=アリ・チョーをニースに売却したソシエダはその代役として、シェラルド・ベッカーを手中に収めた模様。ウニオン・ベルリンとの契約が今季限りとなっていた同選手は、ビジャレアルなどからも誘いを受けていたようだが、チャンピオンズリーグ(CL)でプレーし続けられることからソシエダ加入を決めたとのことだ。ソシエダは300万ユーロ以下の移籍金でウニオン・ベルリンと合意に至り、選手とは3年契約を結ぶ見込みという。
オランダ出身のシェラルド・ベッカーは昨季ブンデスリーガで11得点7アシストを記録し、ウニオン・ベルリンのCL出場権獲得に貢献した。昨夏の市場ではイングランドやイタリアのクラブから興味を持たれたものの、ウニオン・ベルリンが1700万ユーロの移籍金を要求し、なおかつ自身もCL出場を望んでいたために残留。そしてこの冬の市場で状況が変わり、ウニオン・ベルリンは契約延長を望んでいない同選手の放出を検討していた。
シェラルド・ベッカーは1.5列目や1トップ、右ウィングでプレー可能な快速アタッカー。アリ・チョーはソシエダに適応できず1年半でクラブを後にすることになったが、スリナム代表FWは活躍を見せることができるだろうか。
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