27日にラ・リーガ第32節、レアル・ソシエダは敵地エル・サダールでのオサスナ戦に臨む。前日会見に出席したイマノル・アルグアシル監督は、金曜の22時にキックオフする試合に対して憤りを隠さなかった。
25日の22時に第31節ベティス戦(1-1)を戦い、その2日後の同じ時間にオサスナとのダービーに臨むソシエダ。人格者として知られるイマノル監督だが、過密日程及び夜遅い時間帯のキックオフに対して不満を表し、「クソ」や「くだらないこと」、「くそったれ」などを意味する俗語「ミエルダ」さえ口にしている。
「ベティス戦でプレーした選手たちの多くが、今なお疲労を引きずっている。ほかの監督たちに同意するよ。22時のキックオフは、ファンにとって本当にクソだ。深夜2時に食事を取らなければならない選手たちもいるんだよ」
「私たちはフットボールをダメにしている。これではスペクタクルに貢献できないし、助けにもならない。ファンにとってスタジアムに行く時間ではないだろう」
「いずれにしても、私たちは意欲をもって試合に臨まなければならない。競っているもの(チャンピオンズリーグ出場権)があるのだからね。素晴らしいシーズンを送るオサスナと、とても激しいダービーを演じることになるだろう。私はアラサテ(オサスナ監督)とアルキサ(助監督、それぞれソシエダに在籍した経験を持つ)の成功を喜ばしく思っているよ」
「私は多くのスポーツマンを知っているが、2日おきに戦うのはほぼ不可能だと言っている。私たちが3日おきにそうしているのは、そういう日程が組まれているからであり、プレーしなくてはしょうがない。しかし、こんなことをしていても選手の助けにならないし、スペクタクルへの貢献なんてもってのほかだよ。深夜2時に選手がベッドに入り回復するなんて不可能だ」
「試合の場所がパンプローナで良かった。もし長旅を強いられていたとしたら、言葉にならなかったろう。これは言い訳ではないし、私だけが思っていることではない。私たちにできることがあるとすれば、スペクタクルのために選手たちを守ることにほかならないんだ」
「オサスナ戦に恐怖を感じるか? それはない。もちろん、3日おきに試合を戦えば負傷のリスクは増える。私たちのように前線からプレスを仕掛けるチームであれば、なおさらだ。しかし、恐怖心はまったくないよ。このチームは3日毎に戦っていけるキャパシティーを示してきたのだから。たとえ負傷のリスクが高まり、いつものようなエネルギーがなくてもね」
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