スペインのレアル・マドリードは、今回の新型コロナウイルスの感染拡大を受けてサッカー選手やバスケットボールの選手たちからの動画メッセージを公開。サッカーチームの主将を務めるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、レジェンドで元スペイン代表FWアルフレド・ディ・ステファノ氏の名言を口にしつつ家に留まる必要性を語った。
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。欧州ではイタリアを中心に感染が拡大し、現在では多くの国に感染者が出ている。そして、スペインでも感染者が増加したことから、政府が非常事態宣言を出して国民に自宅待機を呼びかけている。
レアルは、バスケットボールチームの選手に感染が発覚。練習施設を共有するサッカーチームの選手も、自主隔離の措置をとることになった。そんな中、主将のS・ラモスは、動画メッセージを公開して家に留まる必要性を訴えた。
「僕たちの愛するアルフレド・ディ・ステファノは『どんな選手も一枚岩には敵わない』と言っていた。今だって同じだ。僕たち全員がチームであり、全員が参加意識を持たなくてはいけない。方法はとても簡単だ。家に留まろう。責任は僕たち一人ひとりにある。ぼくは家にいるよ」
レアルはS・ラモスのほか、ブラジル代表DFマルセロやフランス代表DFラファエル・ヴァラン、FWカリム・ベンゼマらのメッセージも公開している。いずれも「この試合は家で行われる。全員が責任を背負っている。僕は家にいるよ」と述べ、家に留まることを訴えかけた。
新型コロナウイルスの感染拡大が続くスペイン。レアルの選手たちとしては我慢の時期が続きそうだ。
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