ボローニャは現地時間6日、シニシャ・ミハイロヴィッチ監督の解任を発表した。
現役時代にFKの名手として知られたミハイロヴィッチ監督は、2006年に指導者に転身してイタリアを中心に活動。2019年1月より、2008-09シーズンも率いていたボローニャの指揮官に再登用された。
しかし、ボローニャ指揮官再就任から間もない2019年7月に白血病を患っていることを公表。一時は現場を離れて治療に注力して復帰したが、2022年3月に再発して治療が再開していた。
2022-23シーズンは、セリエA5試合消化時点で3分け2敗の未勝利。16位に沈むなどスタートから躓いており、監督交代に至っている。
ジョーイ・サプト会長は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントした。
「ボローニャの会長に就任して以降、私が下した最も難しい決定だった。近年、私たちはプロフェッショナルとしてだけではなく、人間としての関係性を確かなものにした美しくあり、辛くもあった瞬間をシニシャとともに過ごしてきた。感動的なプレスカンファレンスで病気を公表したあの日以降、彼は勇気と決意を持って病気に立ち向かってきた。それ以降、入院があったものの、彼は常にチームに寄り添ってきた」
また、決断が辛いものだったと吐露しつつ寄り添う姿勢を示している。
「今、残念なことにテクニカルリーダーシップを変える時が来た。チームとクラブのために私たちはこの辛い決断を下すことになった。しかし、シニシャ・ミハイロヴィッチがボローニャのコーチでなくなったとしても、彼が完全に病気を克服するまで、そして彼のキャリアにおいて、このクラブの関係者全員は彼のそばに居続ける」
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