4日のラ・リーガ第19節、本拠地サンチェス・ピスフアンでのアトレティック・クルブ戦を0-2で落としたセビージャ。その試合直後には、DFセルヒオ・ラモスが一部サポーターと口論する場面があった。
先にディエゴ・アロンソ監督を解任してキケ・サンチェス・フローレス監督が後任となったセビージャだが、その成果はいまだ表れていない。キケ監督就任後2試合目であり、ピスフアンでの1試合目となったアトレティック戦では、30分にミゲル・ベスガ、76分にアイトール・パレデスのゴールを許して0-2の敗戦。これで今季成績を3勝7分け9敗としたセビージャは、降格圏と勝ち点2差で16位に位置している。
ピスフアンに集まったセビージャサポーターは新たな敗戦に怒り心頭で、選手たち、キケ監督、先に会長に就任したデル・ニド・カラスコ氏(ホセ・マリア・デル・ニド元会長の息子)に対して容赦ないブーイングを浴びせていたが、加えて試合後に『DAZN』とのフラッシュインタビューに応じているセルヒオ・ラモスに対しても、スタンドに残った一部サポーターが罵倒の言葉を口にしていた。
だがしかし、ここで黙っていないのがセルヒオ・ラモスだった。フットボール界屈指の強心臓の持ち主は、インタビュー中にもかかわらず、スタンドを指差しながら次のように叫んだのだった。
「もう少し敬意を持ってくれ! 僕たちは話している最中なんだ」
「人々とエンブレムに敬意を払え! 人々に敬意を払ってんだ! 敬意を持って、もう黙れよ!」
「(インタビュアーに向けて)こうやって、すべてに我慢しないといけないんだよ。人々の失望は理解できる。もう、ずっと勝っていないんだからね。彼らにはもう、ずっと喜びを与えられていないんだ」
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