アトレティコ・デ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が、同クラブを退団するべく目立った動きを見せ続けるFWジョアン・フェリックスについて言及した。
シメオネ監督との確執のためかアトレティコ退団を希望するJ・フェリックスは、冬にレンタルで加入したチェルシーに残留を望んでいることを公言し、その後にはパリ・サンジェルマンに逆オファーを提示したことが報じられ、さらにはバルセロナでのプレーが「子供の頃からの夢」であるとも発言。プレシーズンの練習ではアンドレア・ベルタSD(スポーツディレクター)に文句を言ったりビブスを投げつけたりと、スペイン『マルカ』によればチームメートたちは彼の「空気を悪くする」行動にうんざりしているという。
現在アトレティコは韓国に滞在しているが、プレシーズンになって初めて記者会見に出席したシメオネ監督に対してはJ・フェリックスについての質問も飛んでいる。アルゼンチン人指揮官は「誰もアトレティコより上に立ってはいない」ことを強調し、ポルトガル代表FWに対してクラブへの敬意を忘れないように訴えかけている。
「このチーム内にアトレティコよりも重要な存在などいない。アトレティコは私たちよりも大切だ。このクラブは団結、謙虚さ、リスペクトという価値観を有しており、私たちは最後の日までそれを発信しなくてはならない。誰も、誰も、しかし誰も、アトレティコの上に立ってはいないんだ」
「フェリックス、(同様に移籍の噂があるFWアルバロ・)モラタは世界レベルで重要な選手だ。彼らはプロフェッショナルであり、最後まで全力を尽くしてくれるだろう。2人がここで続けるのかは分からない。が、ここにいる最後の日まで、クラブ、チームメートに敬意を払い、チームのために尽くしてくれるはずだよ」
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