レアル・ソシエダは19日、日本代表MF久保建英がレアル・マドリードから加入することを発表している。
日本の至宝として2019年夏にFC東京からレアル・マドリードに完全移籍した久保は、マジョルカやビジャレアル、ヘタフェへのレンタル移籍を繰り返してプレー。直近の2021-22シーズンをマジョルカで過ごした後、2022年夏には一時的にレアル・マドリードのトレーニングに合流していたが、チームのEU圏外枠が空いていないこともあって再び移籍することが確実視されていた。
そんな中、ソシエダは現地18日時点で久保が移籍のために到着したことを報告。メディカルチェックを19日に受診し、それをパスすれば正式にサインすることが明かされていた。
そして19日、ソシエダはクラブ公式SNSに「ラ・レアルの新たな戦士」という文とともに久保を迎え入れる旨の動画を投稿。日本の伝統的な武道である剣道の型から始まるムービーでは、久保のこれまでのラ・リーガや日本代表でのプレーが流され、「ようこそ、久保建英」というメッセージで締めくくられている。
なお、クラブは契約の形態をまだ伝えていないが、スペイン『マルカ』は完全移籍と報道。2027年までの5年契約が締結されるが、ソシエダが得た権利は50%であり、そのために移籍金600万ユーロ(約8億4000万円)が支払われ、レアル・マドリードが買戻し条項を保持すると伝えられている。
UEFAヨーロッパリーグの出場権も得ている名門ソシエダは、23日のプレシーズンマッチでボルシアMGと対戦。コンディション次第で久保がデビューする可能性も報じられた。
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