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UEFA ユーロ2024予選

2年前に3部リーグでプレーしていた男が背番号10をつけてスペイン代表デビュー…B・サラゴサ「このために全人生をかけて努力してきた」|ラ・リーガ

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2年前に3部リーグでプレーしていた男が背番号10をつけてスペイン代表デビュー…B・サラゴサ「このために全人生をかけて努力してきた」|ラ・リーガGetty Images
【欧州・海外サッカーニュース】ブライアン・サラゴサがスペイン代表デビューの喜びを語る。

グラナダMFブライアン・サラゴサが、スペイン代表デビューの喜びを語っている。

現在22歳のブライアン・サラゴサは、ピッチで見せる驚異的スピードのドリブルと同じく、プレーするカテゴリーも凄まじい勢いで駆け上がっていった。

2021-22シーズン、グラナダBに所属してスペイン3部リーグでプレーしたブライアン・サラゴサは、昨季にグラナダのトップチームの一員となってラ・リーガ1部昇格に大きく貢献。そして今季、ラ・リーガ1部でも過去に所属したカテゴリーと何ら変わらず絶大な存在感を放つと、負傷したビジャレアルFWジェレミ・ピノの代わりとしてスペイン代表に招集されることになった。

12日のEURO2024予選グループA第7節スコットランド戦、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督はハーフタイムからブライアン・サラゴサを起用。背番号10をつけたグラナダMFは、2得点を決めて世界に衝撃を与えた前試合バルセロナ戦と同様、スピーディーかつテクニカルなドリブルを果敢に仕掛けて、2-0の勝利に貢献している。

ブライアン・サラゴサは試合後、たった2年でスペイン3部からスペイン代表まで登り詰めた感想を問われて、次のように返答した。

「僕はこの瞬間のために全人生をかけて努力してきた。立ち向かう心構えはばっちりだ。これは僕の夢なんだよ。こんなにも早く叶うなんて想像してはいなかったけどね」

「この美しい道程の中で、僕を支えてくれた人たちに感謝をしたい。自分の国のためにプレーできるなんて本当に素晴らしいことだ。監督から伝えられたこと? 臆することなくドリブルを仕掛けろ、クロスを上げろと言われたよ。代表チームみたいに質の高い選手たちが揃っていれば、すべてはより簡単になるんだ」

同選手はまた、自身のドリブルについての絶対的な自信も口にしている。

「ドリブル突破を試みる相手のことを気にするか? 目の前の相手のことは考えない。僕は広場でも1部でもチャンピオンズリーグでも、どこでだってプレーできる。自分にあるのは自分のスタイルだけだから。僕はそういうタイプなんだよ」

なおスペインは15日にEURO2024予選グループA第8節、アウェーでのノルウェー戦に臨む。ブライアン・サラゴサの活躍にも期待がかかるところだ。

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