16日のラ・リーガ第36節、レアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレーナにバレンシアを迎える。前日会見に出席したイマノル・アルグアシル監督は、ディテールが勝敗を分けるとの見解を示している。クラブのオウンドメディアが伝えた。
「22時キックオフの一戦だが、試合にうまく入り、そしてディテールレベルのプレーを的中させた方が勝利をつかむだろう。彼らも勝利を望んでいるが、それは私たちだって同様だ」
現在、勝ち点54でヨーロッパカンファンレンスリーグ出場圏7位に位置するソシエダ。勝ち点6差で9位につけるバレンシアはその座を望み、一方ソシエダは勝ち点1差でベティスが占めるヨーロッパリーグ(EL)出場圏6 位を狙う。
一部のソシエダサポーターは、来季チャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性が潰えている状況に不満を抱えているともされるが、イマノル監督はELにも大きな価値を見出しているようだ。
「評価していないのが誰なのかは知らない。しかし私は監督として大きく評価しているよ。このチームが数年前にどこにいたのかを思い出してほしい。今季の私たちはチャンピオンズでプレーし、コパでは決勝まであと一歩のところまでたどり着き、そして5シーズン連続で欧州カップ出場権を獲得しようと、歴史をつくろうとしているんだ。それは大きな、大きな価値があることのはずだ」
イマノル監督はまた、MF久保建英、FWアンデル・バレネチェアをここ2試合でベンチスタートとした理由についても質問されている。FWジェラルド・ベッカーなど代わりに出場している選手が彼らより上なのか、それともコンディションや調子の問題なのかを問われた同指揮官は、次のように返答した。
「まあ、すべてが少しずつだ。私は決断を下す立場にあり、各試合で11人の選手に懸けなくてはならない。プレーできるのは11人だと私たちは君たち(報道陣)に何回も繰り返してきた」
「このチーム、この陣容の中で、私がケチをつけたい選手など誰一人としていない。ただ私は、各試合でスタメンを選ばなければならないんだ。自分の感覚、練習への取り組み方、調子、対戦相手、誰がよりチャンスを生み出せるかなどを考慮しながらね」
「彼らはここ最近スタメンから外れはしたものの、出場の準備は完全にできている。今季の彼らは重要過ぎる選手たちだったし、ここから終わりまでそうあり続けるよ」
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