レアル・ソシエダMF久保建英が、ラ・リーガの試合では暴力的なプレーが許されていると苦言を呈した。
2日にラ・リーガ第19節、本拠地レアレ・アレナでのアラベス戦を1-1のドローで終えたソシエダ。この試合で92分まで出場した久保は右サイドから幾度もチャンスを創出し、GKアレックス・レミーロ退場で数的不利に陥ったチームを牽引し続けた。が、相手DF陣の激しい守備にも苦しみ、交代直後には足を痛めた様子がテレビカメラに映された。
前節カディス戦ではパンチのような打撃を腹部に受け、さらに腕をつかまれて“ハンマー投げ”のように振り回された久保は、ララフプレーを受け続けている現状に嫌気が差している様子だ。
アラベス戦直後、スペイン『DAZN』とのフラッシュインタビューに応じた同選手は、インタビュアーから左足の出血を指摘され、ボール扱いに長けた選手たちが適切に守られていないとの考えを述べている。
「(ため息混じりに)まあ、それぞれができるプレーをしているということです。僕はボールを使って、観客を楽しませるため、勝利をつかむためにプレーしていますが、こういう試合が続くとなると難しいですね。もっと人々、審判、ライバルから守られなければと思います」
「相手は意図していないとは思いますが……僕は強い打撃も受けていますし、もっと守ってくれないのかな、と。僕に限らず、いわゆる“ちょっとした”ことを試みる選手たちは、もう少し守られるべきだと感じますね」
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