バレンシアの監督に就任したルベン・バラハ氏が15日、記者会見に臨んだ。
契約を解消したジェンナーロ・ガットゥーゾ氏の後任としてバレンシアを率いるのは、2000〜10年に選手として同クラブに在籍し、2回のラ・リーガ優勝、1回のコパ・デル・レイ優勝を果たした黄金期メンバーの一員バラハ氏だ。
2013年にバレンシアBチームを指揮し、その後エルチェ、ラージョ・バジェカーノ、スポルティング・ヒホン、テネリフェ、レアル・サラゴサの監督を歴任したかつての名ボランチは、バレンシア監督就任が「人生の夢」であったと喜びを表した。
「私にとってバレンシアを率いるのは人生の夢だった。だから自分は監督なんだ。監督になったとき、私はこれを目指したんだよ。難しい時期ではあるが、本当に誇り高いことだと思っている」
バレンシアは現在、勝ち点20で降格圏の18位に位置。スペイン屈指の名門クラブは降格の危機に陥っている。
「状況は難しい。しかし私たちは道を見つけ出せると信じている。思うに、このチームには窮状を脱する要素が十分にある。私が手にした情報ではこのチームは若く、成長と自信をつけることを求めているんだ」
「私たちから求めるのは、安定性が取れたチームとなる。試合がどういったフェーズにあるかをうまく解釈して、良い守備を見せてからスピードあふれるカウンターを仕掛ける。そして選手たちは、バレンシアで代表することに誇りを持たなくてはいけない」
なおバラハ監督のアシスタントコーチは、カルロス・マルチェナが務める。
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