バレンシアは13日、ミランに所属していたスペイン人FWサム・カスティジェホ(27)の獲得を発表した。
バレンシアはミランとの契約を解消したカスティジェホをフリーで獲得。2025年までとなる3年契約を結んでいる。
バレンシアの同補強の鍵を握ったのは、もちろんジェンナーロ・ガットゥーゾ監督だ。ミランのレジェンドは2018-19シーズンにカスティジェホを指導した経験があるほか、同クラブがスペイン人MFを今季戦力に加えていないことも理解していた。
カスティジェホはバレンシアに到着した際、次のようにコメントしている。
「ここに来られて、とてもうれしい。1月も加入間近だったんだけど、今度こそ移籍を実現するべく限りのことをしたよ」
「ガットゥーゾのおかげですべてが迅速に運び、ここにいることができる。これから彼と落ち着いて話せればと思う。でも選手としての彼は誰もが知っている。彼は勝者であり、素晴らしいメンタリティーの持ち主だ」
ガットゥーゾ監督はバレンシア監督就任の際、「私はつまずいた選手を、ほぼ負け犬と言える選手を好んでいる。バレンシアには信じられていると思って、意欲を持ってここにやって来てほしい」と発言していたが、カスティジェホは昨季ミランで5試合しか出場機会を得られておらず、おそらくその反逆心を持った“負け犬”の選手に当てはまりそうだ。そうした精神的な面なほか、バレンシアはダイアゴナルに切れ込みクロス、シュートを放つ良質なサイドアタッカーをその陣容に加えることに成功した。
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