バレンシアのスペイン代表MFカルロス・ソレールが、パリ・サンジェルマン(PSG)に移籍することになった。スペイン『マルカ』などが報じている。
今夏の注目銘柄だったバレンシア生え抜きの10番は、フランスの首都に渡ることになる。イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、PSGは移籍金1800万ユーロ+インセンティブ300万ユーロの獲得オファーを提示し、バレンシアがこれを受け入れたとのことだ。
『マルカ』によれば、ソレールとバレンシアは2023年6月まで結ぶ契約の延長交渉にも取り組んでいた。しかしながらソレールはここ8カ月間、バレンシアから契約条件を改善したオファーを一切受け取らなかったために、PSG移籍に傾いていった模様。バレンシアは29日になってようやくソレール側と話し合いの場を持ち、出来高込みで300万ユーロを超える年俸(以前は300万ユーロより少なかったという)の5年契約を提示したようだが、もはや手遅れでPSGの獲得オファーを受け入れるほかなかったという。
バレンシアは今夏、MFゴンサロ・ゲデスを移籍金3300万ユーロでウォルバーハンプトンに売却していたが、もう一人の看板選手であり、なおかつ下部組織出身のソレールまでも失うことになった。一方のソレールは、PSGからカタール・ワールドカップ出場を目指すことになる。
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