明治安田生命J1リーグの開幕戦。22日、等々力陸上競技場で川崎フロンターレとサガン鳥栖が激突した一戦は、最後まで共にゴールを奪えずスコアレスドローとなった。
先日のJリーグYBCルヴァンカップで清水エスパルスに5-1で勝利した川崎Fが、その試合の勢いそのままに立ち上がりから主導権を握っていく。5分にセットプレーからFW家長昭博のヘディングでチャンスを作ると、12分にはその家長からクロスをFWレアンドロ・ダミアンがジャンピングボレー。これは上に外れたが、川崎Fが何度もゴールに迫っていった。
しかし、24分の田中碧のミドルシュートや32分の家長のシュート、38分のDF山根視来のシュートはどれもネットを揺らすことができず。鳥栖が集中した守備を見せ、前半はスコアレスで折り返すことになった。
後半、立ち上がりに川崎Fが攻める。49分、ゴール前の混戦からレアンドロ・ダミアンが押し込み、ネットを揺らすことに成功した。だが、これはVARの末にオフサイドの判定。ゴールとはならなかった。一方、鳥栖は64分にチャンス。MF原川力が相手のマークを外して強烈なシュートを放ったが、ここはGKチョン・ソンリョンの好セーブに阻まれた。
終盤、どちらも選手交代を駆使しながら相手ゴールに迫ったが、互いに最後まで得点を奪うことができず。後半アディショナルタイムに川崎Fが迎えたチャンスも、途中出場のFW小林悠が決めることができずに試合はスコアレスのまま終了。互いに勝点1を持ち帰る結果となった。
■試合結果
川崎フロンターレ 0-0 サガン鳥栖
■その他の試合結果
ベガルタ仙台 1-1 名古屋グランパス
柏レイソル 4-2 コンサドーレ札幌
セレッソ大阪 1-0 大分トリニータ
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