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明治安田J1リーグ

VAR判定もあった白熱の金J開幕戦。打ち合いの激闘は関根の決勝弾で浦和が白星発進!

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明治安田生命J1リーグの開幕戦。そのファーストマッチとなった湘南ベルマーレ対浦和レッズの一戦が21日、湘南のshonan BMWスタジアムで行われ、3-2でアウェイの浦和が勝利した。

昨季、この対戦カードで1勝1分と勝ち越した湘南が立ち上がりから主導権を握る。中盤からの大きなサイドチェンジを利用しながらサイドを起点とした攻撃を見せると、6分に左に入ったMF鈴木冬一のクロスをFW石原直樹がフリーでヘッド。これがゴールに決まり、幸先良くホームの湘南が先制に成功した。

しかし、湘南ペースで30分を過ぎるも、ゲームの潮目が変わったのは39分。DF山中亮輔の背後へのボールに抜け出したMF汰木康也がペナルティーエリア内に侵入してクロス。マイナスのボールにFW興梠慎三が合わせると、GKが弾いたボールをさらにプッシュして同点ゴールを奪取した。これで勢いづいた浦和は、42分に今度は山中のクロスをレオナルドがヘディングで沈めて逆転に成功した。

後半に入ると再び湘南が盛り返していく。前半同様、大きなサイドチェンジを起点にサイドを打開。迎えた65分、左サイドから鈴木のクロスをMF山田直輝がヘディングで沈めて再び試合を振り出しに戻した。また、70分にはVAR判定によって浦和のDF鈴木大輔のハンドにより、湘南にPKが与えられる。だが、これはFWタリクがシュートを上に外して失敗。逆転することができなかった。

このPK失敗が最後に悔やまれる展開を生む。85分、浦和が分厚い攻撃を見せると、右サイドでボールを得たMF関根貴大がドリブルで中に切れ込みながら左足を振り抜く。これがゴール左に決まり、浦和が勝ち越しに成功した。このまま試合は終了。白熱のファーストマッチは浦和が打ち合いを制して白星発進となった。

なお、打ち合いとなった湘南対浦和の模様は現在、DAZN(ダゾーン)で見逃し視聴可能だ。

■試合結果

湘南ベルマーレ2-3 浦和レッズ

■得点者

湘南ベルマーレ:石原直樹(7分)、山田直輝(65分)

浦和レッズ:興梠慎三(39分)、レオナルド(42分)、関根貴大(85分)

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