ビジャレアルは10日、パチェタ監督(55)の解任を発表した。
パチェタ監督は9月9日にキケ・セティエン氏の後任指揮官としてビジャレアルと契約。オビエド、エルチェ、ウエスカ、バジャドリーなどを率いてきた同指揮官にとってはキャリア最大の挑戦となったが、ラ・リーガのここ2カ月間の成績は2勝3分け3敗と状況を逆転させることはできなかった。
ビジャレアル首脳陣は降格圏と勝ち点5差の13位という順位で、今季2度目の監督解任に踏み切った。12日のラ・リーガ第13節、敵地シビタス・メトロポリターノでのアトレティコ・デ・マドリード戦は、ミゲル・アンヘル・テナSD(スポーツディレクター)が臨時でチームを率いることになる。
なお『マルカ』などのスペインメディアによると、ビジャレアルの後任指揮官は、今季マルセイユ監督に就任しながらスポーツ外の理由で契約を解消していたマルセリーノ・ガルシア・トラル氏となる模様。同クラブはすでに交渉を開始しており、今週末にも合意に至り、来週からチームの指揮を任せる考えとのことだ。
スペインを代表する指導者の一人のマルセリーノ氏は、2012-13シーズンから2015-16シーズンまでビジャレアルを率いた経験がある。その際にはラ・リーガ1部昇格のほか、コパ・デル・レイ及びヨーロッパリーグ準決勝進出、チャンピオンズリーグ出場権獲得などの結果を残している。
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