ヴィッセル神戸に所属するMFアンドレス・イニエスタは、同クラブとの契約が終了した後に一体何に取り組むのだろうか。
現在、神戸と2023年まで契約を結び、満了で現役を引退することが予想されるイニエスタ。スペイン『マルカ』とのインタビューに応じた同選手は、スパイクを脱いだ後のプランについて問われて、次のように返答している。
「考える日もあれば考えない日もある……。ちょっと考えが散らばっているね。自分のことをまだ選手だと感じているし、プレーする意欲があるから。練習に取り組んでいること、チームメートを助けられることがうれしいし……それが僕の好きなことで、体にも気を遣っている。どうなっていくのか見つめている感覚があるよ。新しい1年が始まり、どう過ぎていくのかを」
「大まかに言って、指導者ライセンスを取得したり色々やってみたいと思っているけど、実際に何をするのかは分からない。色々学べたらたと思っているよ」
またコーチングスタッフの一員になるなど、チャビ・エルナンデス現バルセロナ監督と再びコンビを組む可能性については、否定的な見解を示している。
「それはとても難しいね。人々がそんな想像するのは僕たちが選手だった頃を知っているからで、僕たちだって幸せに感じていた。素晴らしいことだとは思うけど、かなり難しいよ。今、彼は監督を務めていて、僕はまだ選手で指導者ライセンスも取得していない。そうした状況が生まれるのは難しいんじゃないかな。重要なのは彼が自分の仕事に打ち込んで、バルサが僕らたちみんなが望む場所に戻ることなんじゃないかな」
「僕は今季のバルサの成功を信じている。チャンピオンズ敗退はみんなにとって大きな打撃だったけれど、違う大会には参加をしている。ラ・リーガでは良い順位（首位）にいるし、まだ多くの試合が残されているけど、彼らの優勝を信じているよ」
2023年に願うことを問われると、「健康」と答えている。
「健康だ。幸せと感じられることをするために健康でありたい。それと家族の健康もね」
「プロフェッショナルとして願うこと？ フットボールを楽しみ続けるために健康でありたい。できる限りそうできるように。フットボールこそが僕の情熱だし、できる限り楽しみたいね」
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