W杯メンバー入りに向けたサバイバルに闘志を燃やす長友佑都。「誰よりも強い覚悟がある」 ｜ 日本代表

3月の最終予選でカタールW杯の出場を決めた日本代表は、この6月にパラグアイやブラジルなど、南米やアフリカの強豪と対戦することになる。

今シリーズはチームの強化を図るだけでなく、W杯へのサバイバルが始まることを意味する。これに対して長友も「チームの仕上げも必要だが、一人ひとりがサバイバルであり、W杯のメンバーに入っていかないといけない」と主張。続けて「個々がしっかりアピールする、コンディションの良さをアピールすることが大事になる」と語り、いつどんな試合でもコンディションを合わせていくことが必要だと強調した。

今回の遠征では左サイドバックもこなせるDF伊藤洋輝が初招集され、中山雄太を含めた定位置争いは激しさを増す。その中でも、W杯を見据える長友は「ライバルは常にいる。覚悟は変わらない。W杯に対しては、誰よりも強い覚悟はあると自分自身は思っています」と思いの強さを口にした。

また、5月31日は日韓W杯開幕からちょうど20年とあって、当時、東福岡高校に在籍していた長友は「全ての試合をみんなで、サッカー部員みんなで観戦した思い出があります」と回想。「子どもの頃から漠然とW杯に出たい気持ちはあったけど、高校の時に日韓W杯を見て、“ここに必ず立つんだ”、“絶対に立ちたい”という気持ちが明確になった大会」と振り返り、W杯の偉大さについて自身の見解を述べている。

31日のトレーニングでは右サイドバックとしてクロス練習を行うなど、普段のポジションとは違う立ち位置での起用も考えられる。「まずは守備の強度。今回は強い相手、強豪チームと対戦するので、世界的なプレイヤーとの1対1など、守備のところでまずは魅せないといけない」と語った長友は、パラグアイ戦でどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。

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