2大会ぶりのW杯出場を目指し、POパスC準決勝の北マケドニア戦へ挑むイタリア。4年前、アッズーリにとって60年ぶりとなる予選敗退を経験した37歳の主将キエッリーニは、パレルモのスタディオ・レンツォ・バルベーラで行われる決戦へ決意を示した。
「予選グループステージでもっと良いプレーができたかもしれないのはブルガリア戦くらいで、運に恵まれなかったと思う。(引き分けに終わった)スイスとの2戦も僕らが試合を支配し、勝利にふさわしかったはず。それなのに上手く勝利をつかみ取ることができなかった」
「僕らには謙虚さが必要だ。相手は良いチームであり、簡単な試合ではない。だからと言って、偉大なプレーを見せなければならないわけでもない。自分たちらしく、これまでのようにカルチョをプレーすれば良いんだ。それにもちろん、4年前を経験した選手は現在、感情をより上手くコントロールできる冷静さを持っているはずだ」
37歳のユヴェントスDFは、イタリアが世界の頂点に立った2006年ドイツ大会ではメンバーから外れ、続く2大会では出場を果たしたがグループステージで敗退。さらに4年前は出場権自体を逃すなど、W杯で思うような成績が残せていない。
「W杯で有終の美? 僕のためなら必要ない。だがこれまでの傾向が変わり、W杯での嫌な思い出を消し去ることができれば、正直うれしい。またW杯出場という目標達成は、みんなにとっても大事なことだ。当然、2試合プレーできることを願っているが、まずは明日の試合に集中し、勝利できれば2戦目について考えるつもりだ」
「負ければ歴史に残る試合に? それなら歴史を刻まないようにするつもりだ。穏やかに試合に臨み、負けることへのプレッシャーや緊張を感じないようにすることが重要だ。僕らのチームは強い。注意深くプレーし、ほんの少し強気なくらいが良い。恐れを抱く必要はない。パレルモの観客から伝わる熱狂とエネルギーを楽しむべきだ」
放送・配信予定
- イタリア vs 北マケドニア : プレーオフ準決勝 (パスC)
- 配信:DAZN
- キックオフ:2022年3月25日(金)日本時間4:45
- 解説:細江克弥 実況:北川義隆
- 会場:スタディオ・レンツォ・バルベーラ
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