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FIFAワールドカップ 2022

ブラジル指揮官退任のチッチ監督が理由を説明「1年半前からすでに決めていた」 | カタールW杯2022

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ブラジル指揮官退任のチッチ監督が理由を説明「1年半前からすでに決めていた」 | カタールW杯2022(C)Getty images
【W杯 ニュース】ブラジル代表はカタール・ワールドカップ(W杯)の準々決勝でクロアチア代表と対戦し、PK戦の末に敗れた。
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ブラジル代表退任を発表したチッチ監督が、その理由を説明している。サッカーメディア『GOAL』が伝えた。

優勝候補としてカタール・ワールドカップ(W杯)に臨んだブラジルは、グループステージを順当に首位で通過。続くラウンド16では韓国代表と対戦し、圧倒的な内容で4-1の快勝を飾った。

しかし、続く準々決勝のクロアチア代表戦では、PK戦までもつれ込んで敗退。失意の試合直後、チッチ監督は退任を表明した。

「辛い敗戦だが、私は至って平静だ。サイクルの終わりだ。1年半前からすでに決めていたし、私は二言のない男だ。試合に敗れて、その後続投するというドラマを演じたりはしない。私のことを知る人間はこのことをわかっているはずだ」

続けて、チッチ監督は自身の評価についての言及を避けた。

「さっきも言ったように、サイクルは終わった。これはプロセスだった。前回のワールドカップはチームのリカバリープロセスで、そして今、そのすべてのプロセスがあった。パフォーマンスに関しては君たちが評価をすることになる」

「時間がより良い答えを出してくれるかもしれない。私はこれまでに実施されてきたすべての仕事を評価できる立場にはない。今後、君たちがこの評価をすることになる。敗退が決まった今、私にはそれをするだけの力がない」

2016年よりブラジルを率いて81戦61勝という並外れた成績を収めたものの、タイトルは2019年のコパ・アメリカのみに終わったチッチ監督。クロアチア戦も公式記録では引き分け扱いとなるが、失意の中で決断を下すこととなった。

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