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チャビ「批判は不当だ。バルサ寄りのメディアは最初の曲がり道で私たちを見捨ててはいけない」|ラ・リーガ

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チャビ「批判は不当だ。バルサ寄りのメディアは最初の曲がり道で私たちを見捨ててはいけない」|ラ・リーガGetty Images
【欧州・海外サッカーニュース】バルセロナのチャビ監督、バレンシア戦前日会見で語った内容とは…。

バルセロナは16日にラ・リーガ第17節、敵地メスタージャでのバレンシア戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、自身に対する批判について言及した。

10月後半戦のレアル・マドリード戦で今季初黒星を喫して以降、9試合で4敗を喫するなど結果、またパフォーマンス面でも不調に陥るバルセロナ。それに伴い、チャビ監督の立場が危うくなっていることが報じられるが、指揮官本人は現在クラブが取り組んでいるプロジェクトを信じるべきだと説いている。

「(2-3で敗れたアントワープ戦について)もしチャンピオンズで敗退していたら、批判だって理解できただろう。しかし、事実はそうではないんだ。確かにラ・リーガでは調子を上げてもっと勝ち点を獲得しなければならないが、私たちにはスーパーカップやコパ・デル・レイといったタイトルも残されている」

「私には理解ができない。今が全員が団結して、プロジェクトを信じるときだろう。このクラブの環境は世界で最も難しい」

「1カ月前、君たち(報道陣)は私がバルサのファーガソンと言っていたが、今は無職にしようとしている……。必要なのは安定性だ。それこそがクラブが必要としていることなんだよ。私たちは勝者のプロジェクトを抱えている」

「フットボールに記憶がないことをは分かっている。しかし私が『チームは構築中』と言ったのは、ここから不調に陥る時期もあるからで、その時期に毎回失望を感じてしまえば……。必要なのは安定性だ。バレンシアで負けても引き分けても、プロジェクトを信じ続ける必要がある。クラブが“メッシ後の時代”に、この財政難の日々に必要としているのは安定性にほかならないんだよ」

チャビ監督は、メディアが自身の率いるバルセロナを正しく評価していないことも強調した。

「周囲からは葬式みたいなメッセージばかりが届く。まるで私の父や母が亡くなったみたいにね」

「この前の会見で、私たちのCLグループステージ突破を祝福した人は誰もいなかった。それが私の目にしている非現実性なんだ。もし、私たちが素晴らしい形でシーズンを終えたらどうするんだ? (1-0で勝利した)アトレティコ・デ・マドリード戦の私たちは10点満点で、今は0点とみなされている。だが最初の曲がり角でクラブを去るなんて、できるわけがないだろう」

「サポーターは各試合で私の名前を呼んでくれるが、クラブの周囲は最初の曲がり角でトーンダウンしてしまった。私たちはもっとポジティブにならなくてはいけない。バルサ寄りのメディアが、最初の曲がり角で私たちを見捨てるようなことがあってはならないんだ。私たちは昨季のラ・リーガ、スペイン・スーパーカップ王者であり、リスペクトに値するはずだ」

「私は監督として、選手時代より苦しみを感じている。それでも馬車を引かなくてはならないんだ。批判するならば選手たちではなく、私を批判してくれ。批判されも私は止まらないし、より力強く歩いていくだろう。辞任など考えていないし、むしろその逆だ。より大きな責任を感じることになるんだよ」

「私は失敗したくない。少なくとも、私の人生のクラブでね」

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