12日のEURO2024予選グループA第6節、スペインはホームでのキプロス戦で6-0の大勝を収めた。この一戦でフル代表デビューを果たし、いきなりゴールを決めたビジャレアルMFアレックス・バエナは、大きな喜びを表している。
ビジャレアルで強烈な存在感を放ち続け、ついにフル代表にも招集されたバエナ。キプロス戦の76分、途中出場でデビューを果たした22歳のMFは、わずか1分後にゴールまで記録している。ペナルティーエリア内の混戦から右足のシュートを決め切り、チームに5点目をもたらした。
試合後、スペイン『テレデポルテ』とのインタビューに応じたバエナは、デビュー及び初ゴールについて次のような感想を述べている。
「今、僕は雲の上にいる。フル代表デビューは、すべてのスペイン人選手が小さい頃から夢見ることなんだ。僕はついにここまでたどり着き、ゴールまで決めてしまった」
「ゴールを決めたときは有頂天だった。まったく信じることができなかったよ。幸せだ。チームは良い試合をしたし、会心の勝利を収めることができた」
なおスペイン『ムンド・デポルティボ』によれば、バエナはバルセロナのチャビ・エルナンデス監督が興味を持つ存在であるようだ。チャビ監督は自チームの中盤がMFペドリのプレーだけに依存し、しかし同選手が怪我がちな状況で、将来的な補強を考慮している模様。そのためにラ・リーガ屈指のインサイドハーフにありつつあるバエナを注視しているとみられる。
なおバエナは先にビジャレアルとの契約を2028年まで延長。その契約解除金は6000万ユーロに設定されている。
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