バルセロナは20日にラ・リーガ第18節、ホームでのアルメリア戦に臨む。年内最後の公式戦となるが、前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は不調を脱するきっかけとなる勝利を求めた。
「3試合で勝利を逃した後に行われる、とても重要な一戦だ。私たちには白星が必要なんだ。勝ち点3を獲得して、そのまま信じ続けたい」
バルセロナはラ・リーガで首位ジローナに勝ち点10差、2位レアル・マドリーに勝ち点9差をつけられている状況だが、チャビ監督は逆転優勝が可能との見解を示した。
「まだリーグ戦の決着はついていない。計算上、私たちには優勝の可能性があるんだ。難しい状況ではあるが一歩ずつ進んでいかなくてはならならない」
「私は逆転が可能だと思っている。が、そのためにはミスを犯すことができない。私たちはミスのツケを払わされているんだよ……。シーズン前半戦をポジティブな形で終えて、後半戦を迎えられたら素晴らしい。ジローナとレアル・マドリーはつまずかないし、私たちは一歩一歩進んでいかなくてはいけない」
チャビ監督はまた、もし冬に補強をできるとすれば、前十字靭帯断裂で今季絶望となったMFガビのような選手が必要と話している。
「私たちはいつだって陣容の強化を目指している。ガビの離脱によって、彼みたいな特徴の選手が必要となってはいる。が、市場で彼のような存在を見つけることは難しいし、加えて(ファイナンシャル)フェアプレーの問題もある。そうしたことについてはデコ、会長と話し合っているよ」
バルセロナは冬の市場で、すでに獲得を内定させているアトレチコ・パラナエンセFWヴィトール・ロッキをチームに加える意向だ。決定力不足に喘ぐチームの救世主になり得るとも噂されるが、チャビ監督は18歳FWに必要以上のプレッシャーを与えてはならないと、慎重に扱っていく考えを強調している。
「ヴィトールにプレッシャーを与えてはいけない。ラミン(・ヤマル)のように扱っていくことになるだろうね。ここにやってきて、適応し、彼らしさを発揮してくれれば……」
「いや、じつに素晴らしい補強で、私の頭はポジティブなことであふれている。彼は希望を与えてくれるんだ。ハードワーク、ゴール、犠牲の精神、スペースを突く力……早く適応してくれればいいけどね」
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。