マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、チャビ・エルナンデス監督の前でMFベルナルド・シウバのバルセロナ移籍の可能性について言及した。
バルセロナとマンチェスター・シティは25日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の撲滅を目的としたチャリティーマッチを開催して3-3で試合を終えた。試合後にはグアルディオラ監督、チャビ監督、またルイス・エンリケ現スペイン代表指揮官の元助監督であり、ALSを患うフアン・カルロス・ウンスエ氏が共同で会見に臨んでいる。
チャビ監督とグアルディオラ監督が一緒にいれば、もちろんB・シウバのバルセロナ移籍報道についての質問も飛ぶことになった。グアルディオラ監督はその問いかけに対して、次のように返答している。
「私はチャビに対して、彼のことを忘れろと言える立場の人間ではない。それでも彼は私たちの選手で、ここにいてほしいと思っている。なぜなら、本当に大切な選手だからね。私は彼に出ていってほしくない。何と言っても彼は最上級の選手だからだ。それだけでなく選手としても人間としても、私が擁してきた中で最高の一人なんだよ」
「しかし、いつも言ってきたように私は不満を持つ選手を擁していたくはない。もし良いオファーが届き、彼が移籍を望んで、合意があるとしたら……。ただ、今そんなことが起きたら問題になり得る。市場はまもなく閉まるわけだからね……。まあ、こう言うのもベルナルドがバルセロナのことを大好きだからなんだ」
グアルディオラ監督はまた、自身の教え子チャビ監督が率いるバルセロナについての見解も述べた。
「良い感じだと思う。とても良い補強をしたし、陣容はとても厚く、アグレシッブさもある。選手個々人のクオリティーは素晴らしいね。またチャビには多くの知識があり、なおかつこのクラブを愛している。彼がうまくやってくれると確信しているよ」
その一方でチャビ監督は、バルセロナとシティを比較してチームとしての成熟度の違いを感じたようだ。
「彼らは何度も私たちからボールを奪ったわけだが、私にとって好ましいことではなかった。彼らが何年も働いてきたチームであることは実感できたし、動きのメカニズムが確立されていた。この試合では、多くのフェーズで苦しむことになった。シティは偉大な、世界有数のチームだよ」
「B・シウバについて? 彼のことを嫌いな人間いるのか? ハーランドやブライネと一緒だよ。シウバは凄まじい決断力があり、ボールをうまく隠すこともできる見事な選手だ。(獲得は)シティ次第だね。しかし現時点で、新しいニュースは存在しないよ」
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