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チャビ、ピケの現役引退は「自分に大きな責任がある」「この夏の話し合いはキャリアの中で最も辛い出来事だった」|ラ・リーガ

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チャビ、ピケの現役引退は「自分に大きな責任がある」「この夏の話し合いはキャリアの中で最も辛い出来事だった」|ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカーニュース】バルセロナ指揮官チャビがピケの引退について口を開いた。

バルセロナは15日にラ・リーガ第13節、本拠地カンプ・ノウでのアルメリア戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、何よりも現役を引退したDFジェラール・ピケの話について時間を割いている。

昨季終了直後、ピケと話し合いの場を持ち、これまでのように絶対的存在、レギュラーとして扱わないことを通告したとされるチャビ監督。今回の現役引退が、その方針の影響を大きく受けたことは間違いないが、同指揮官はその当時の話し合いを「私のキャリアで最も難しい出来事の一つだった」と振り返った。

「私たちは勝ち点を獲得にフォーカスを当てたい。レアル・マドリーにプレッシャーを与えるために重要な試合となる。そして、ジェラールとの別れにもなる試合だ。彼はバルセロニスモ(バルセロナ主義)から、ありとあらゆる称賛を受けるにふさわしい」

「彼は自分がこれまでより重要でも有用でもないと感じ、決断を下した。私もその場所にいたことがあるし、普通ならば後進に道を譲ることになる。彼はバルセロニスモから、レジェンドとして扱われるべきなんだ」

「今夏のジェラールとの話し合いは、私のキャリアにおいて最も辛い出来事の一つだった。私も過去に経験したことだが、こういったことを扱うのは本当に難しい。彼の決断を知ったのは、今週のことだった」

「ジェラールの引退について、自分に大きな責任があることは間違いない。しかし私はチームと組織の最善を考えたんだ。それは辛かったさ。本当に困難なことだった。彼は長い間、私のチームメートだったのだから。しかし、こうしなければならなかった。私は決定を下す立場にいるんだ。決定を下すというのは、恩知らずで、嫌ったらしいことなんだよ」

「私が彼に公平だったかは知らない。しかし率直かつ誠実ではあった。彼はチームとキャプテンたちにとって、模範的だった。私はいつだって誠実であろうとしたよ。彼は現在の状況などによって、終わりを決めたんだ」

チャビ監督は、自身の現役時代から知るピケという選手の特徴について、次のように語った。

「彼は勇敢で競争的な真の勝者だ。恐れというものを知らないが、しかし素晴らしい知性がある。素晴らしいチームメート、キャプテンだったし、私から非難することはな何もない。問題は、単純にフットボール的なものだったんだ」

「ピケのいない私たちはリーダーシップと意思の強さを失うことになる。彼はこのスポーツ史上最高のセンターバックの一人だ。ミゲリ、プジョール、ベッケンバウアー、バレージ、ファーディナンド、テリーのように、最高のセンターバックの一人に数えられるんだよ」

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