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YS横浜対鳥取で巻き起こった2つの珍事を検証。「このプレーはみんなに語り継がれる」 | Jリーグジャッジリプレイ

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YS横浜対鳥取で巻き起こった2つの珍事を検証。「このプレーはみんなに語り継がれる」 | JリーグジャッジリプレイDAZN
【国内サッカー・ニュース】『Jリーグジャッジリプレイ#14』では、J3第10節Y.S.C.C.横浜vsガイナーレ鳥取の2つの珍しいシーンをピックアップ。その後に鳥取イレブンと主審がそれぞれ見せた行動に賛辞が贈られた。
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J3第10節Y.S.C.C.横浜対ガイナーレ鳥取であまり見られることのない珍しい2つのシーンが巻き起こった。

1つ目が起きたのは、前半アディショナルタイムのこと。

鳥取のGK田尻健が負傷したことでゲームが一時中断し、その後YS横浜のドロップボールでゲームが再開。YS横浜が敵陣でのリスタートとなったことで、一度GKまでボールを戻すが、このボールをGK佐川亮介が手でキャッチしてしまい、鳥取に間接FKが与えられた。

ただこのFKを鳥取のキッカーを務めるMF可児壮隆は、1点ビハインドの状況の中でこのボールを意図的にピッチの外へ蹴り出し、YS横浜ボールに。このフェアプレー精神には、YS横浜イレブンから温かい握手が送られた。

平畠啓史氏は、「ピッチで行われていることは選手と審判で作り上げるもの。鳥取の選手たちの判断が素晴らしい。すごく状況が見えているなと感じました」とコメント。原博実氏も「勝った負けたで当然争っているけど、このプレーは印象に残ったりみんなに語り継がれるシーンになると思う。すごく大事なことだと思った」と賛辞を贈った。

もう一つが巻き起こったのは、後半アディショナルタイムのこと。

後半のアディショナルタイムが5分と提示されていたにも関わらず、94分15秒を過ぎたあたりで試合終了のホイッスルが鳴る。両チームの選手がセンターサークル付近に集まってきたところで主審がアディショナルタイムの時間を勘違いしていたことに気づき、その事実を両チームの監督を集めて説明。一度終了した試合が再びYS横浜のドロップボールで再開し、残りの時間プレーが行われた。

確かに主審が犯したミスはあるべき行為ではないものの、そのミスを自ら認めた上でその後の対応には賛辞が贈られた。平畠氏は、「気づいてちゃんと訂正して残りの時間をプレーさせたことは、良かったと思う。ミスした後に何をするかがとても大事。その後の動きは良かったと思う」とコメントし、原氏も「誤魔化したくなってしまうと思うけど、よく説明して再開したなと思う」と後に続いた。

また1つ目のシーンで鳥取側がビハインドしている状況にも関わらず、ピッチの外に出したフェアプレーがあったことでリードしていたYS横浜からしても落としどころになったのではないかと原氏は言う。「あの時に(直接)狙っていたら『なんだよ』と思うけど、あそこで出してくれたから(YS横浜側も)『もう少しだけやろう』という気持ちになったように感じた」と独自の意見を述べた。

普段あまり見られることがない2つの珍しいシーンが巻き起こった一戦。鳥取のクラブとしてのフェアプレー精神、主審を務めた大橋侑祐氏の人間性が見えた瞬間だったのではないだろうか。

Jリーグジャッジリプレイ

  • 配信:DAZN 
  • 配信日:毎週火曜日
  • MC:桑原学

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