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ジョコビッチが準決勝進出…アルカラスはキャリアグランドスラムならず|全豪オープンテニス

DAZN NEWS
ジョコビッチが準決勝進出…アルカラスはキャリアグランドスラムならず|全豪オープンテニス(C)Getty Images
2025年最初のグランドスラム、全豪オープンは1月21日に男女シングルス準々決勝を行った。男子はノバク・ジョコビッチ、アレクサンダー・ズベレフが準決勝へ。女子はアリナ・サバレンカとポーラ・ バドサが準決勝進出を決めた。

男子では史上最多10度の全豪オープン制覇を誇るノバク・ジョコビッチ(セルビア)と、初優勝を狙う世界ランキング3位のカルロス・アルカラス(スペイン)が激突した。

第1セットは4-4で迎えた第9ゲームでブレークに成功したアルカラスが先取。ジョコビッチは第1セット途中にメディカルタイムアウトを取るなど、コンディションが不安視される立ち上がりとなった。しかし、「第2セットを落としていたら、プレーを続けていたかわからない。でもだんだん感覚が良くなっていった」と試合後のオンコートインタビューで語ったように、ここから徐々に試合のペースはジョコビッチへ傾く。

コートを広くカバーし、アルカラスの強打を鋭く返し続けたジョコビッチが第2セットを6-4で奪う。第3セットではアルカラスが33本のラリーの末にポイントを奪うなど見せ場を作ったが、ミスが増え始め、ジョコビッチが6-3で連取。第4セットもジョコビッチのパフォーマンスは落ちず、1ゲーム目からブレークに成功する。そのまま1回目のマッチポイントで仕留めきり、現地時間の深夜1時頃まで続いた熱戦を制した。

試合後、ジョコビッチは「正直、この試合が決勝だったら良かった。これまでプレーしてきた中でも素晴らしい試合の一つだった」とアルカラスの奮闘を称賛。24日の準決勝に向けて「リカバリーがキーになる」と語った。アルカラスにとってはキャリアグランドスラムが懸かった大会だったが、快挙は来年へ持ち越しとなった。

この日行われた準々決勝のもう1試合では、同2位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と同11位のトミー・ポール(アメリカ)が対戦。ズベレフがセットカウント3-1で勝利した。準決勝ではジョコビッチとズベレフが対戦する。

女子では世界ランキング1位のアリナ・サバレンカが同32位のアナスタシア・パブリュチェンコワに6-2、2-6、6-3で勝利。同12位のポーラ・バドサ(スペイン)は同3位のココ・ガウフ(アメリカ) を7-5、6-4で破り、ベスト4進出をつかんだ。