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【プレビュー】インテンシティは上がったか。五輪に向けた重要な試合で、アジア最強の中国に挑む | バスケットボール男子日本代表 | FIBAアジアカップ予選

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【プレビュー】インテンシティは上がったか。五輪に向けた重要な試合で、アジア最強の中国に挑む | バスケットボール男子日本代表 | FIBAアジアカップ予選(C)Getty Images
【プレビュー バスケットボール】新型コロナウイルスの影響を受けて延期されていたFIBAアジアカップ2021が6月16日に再開。日本代表は初戦で中国代表と対戦する。
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もともと東京オリンピックは2020年夏に開催され、その前後で行われる予選を勝ち抜いた国が今年夏のアジアカップに参加するはずだった。しかし、新型コロナウイルスのパンデミックで昨年の国際試合はほとんどすべてが中止となった。

オリンピックは今年に順延され、アジアカップ予選も本来はホーム&アウェー形式だったのが、一都市に参加チームを集めて短期集中で試合をこなすセントラル方式へと変更された。これが、6月16日から3試合を戦う今回の予選だ。

五輪に向けた重要なステップ

5人制バスケットボール男子日本代表はここ数年で大きくレベルアップを果たしおり、サッカーの日本代表と同じようにアジアの強豪となった今、予選を勝ち抜くのはさほど難しくなくなっている。ただ、今回はオリンピックに向けたチーム強化の重要なステップであり、さらにはアジア最強国の中国代表と公式戦で戦える久々の機会とあって、この戦いの持つ意味は大きくなっている。

今回、24名の予備登録メンバーは発表されているが、実際に開催地のフィリピンに出発したメンバーは非公表となっている、日本の場合は八村塁と渡邊雄太のNBA組が参加しているかどうか、また1枠しか登録できない帰化選手にライアン・ロシターかギャビン・エドワーズ、ニック・ファジーカスの誰を使うかが気になるところだが、これらは試合直前まで明らかにされない。ただ、今大会は招集ルールの問題もありNBA組の参加はなさそうだ。

2019年に行われたワールドカップには、Bリーグで切磋琢磨した選手たちに八村塁と渡邊雄太を加えた最強チームで臨んだが、結果は5戦全敗と『世界の壁』がいかに強大かを痛感させられた。

最も大きな差だったのはインテンシティ、つまりプレー強度。激しい接触を受けて自分の行きたいポジションに入れない、スピードに乗る前に止められてしまう、逆に守りに回れば相手を全く止められない、とワールドカップではインテンシティの課題が続出した。他にもシュートを決めきる力、選手層など問題は多数あったが、ワールドカップから帰国した選手たちは全員が「インテンシティを上げないと世界とは戦えない」と口を揃えた。

それを機にBリーグの試合におけるインテンシティは間違いなく上がった。帰化選手の起用ルールが変更されて、ガードやフォワードのポジションにも外国籍選手が増えて、『日本人vs外国籍』のマッチアップの機会も各段に増えた。

そしてこの2年で八村と渡邊はNBAに定着し、世界最高のレベルで鍛えられている。2年前の惨敗を力に変えられているかどうかが、それがまず問われるのが今回のアジアカップ予選での3試合だ。

八村、渡邊、馬場は不在。注目は富樫

2019年のワールドカップで中国の平均身長は200cm。日本も大型化を進めて199cmとなったが、まだフィジカルの強さ、端的に言えば身体の分厚さと足腰の踏ん張りでは劣る。単純な筋肉量ではなく、身体の当て方や受け方、速いプレーが連続する中でのコンタクトに対してバランスを崩さずにプレーを続けられるか、その精度を保てるかが課題だ。

アジアでは強豪国の仲間入りを果たした日本代表だが、世界ではまだまだ『このところ元気が良いチーム』ぐらいの扱い。八村と渡邊、またオーストラリアでプレーしている馬場雄大は強力な個の力の持ち主だが、彼ら抜きでアジアのトップである中国と良い戦いを演じられるか。ここで全く歯が立たないようであれば日本の成長は早くも頭打ちとなる。そうでないことを証明する場にしてほしい。

注目したいのはポイントガードの富樫勇樹だ。『Bリーグの時代』の日本バスケのレベルアップを象徴するプレーヤーである富樫のスピードとバスケIQ、シュート精度の高さはアジアでは突出したレベルとなっている。

しかし、2019年のワールドカップにはケガで参加できず、その前を振り返れば2016年のリオ・オリンピックの世界最終予選では代表入りもしていなかった。今回のアジアカップ予選からオリンピックまでの一連のスケジュールは、世界に向けて富樫の実力を問うものとなる。

大事なのは富樫のスピードを相手のフィジカルで削らせないこと、そのためには彼自身の動き方だけでなく、チームとしての彼をサポートする息の合った連系が求められる。ディフェンス面では狙い撃ちにされることが予想されるが、そこで彼自身がどれだけ踏ん張れるか。

NBA組がいてもいなくても、富樫が『らしさ』を発揮できれば日本は良いバスケができるはず。縦方向にスピードに乗った動きができているか、彼を起点として人とボールが速く動くプレーを展開できているか。そこが日本代表の好不調のバロメーターになりそうだ。

FIBA2021アジアカップ予選|日程・放送予定

日時対戦カード配信・放送予定
2020年2月21日(金)
20:00
チャイニーズ・タイペイ vs
マレーシア
152-48
2020年2月24日(月・祝)
20:00
チャイニーズ・タイペイ vs
日本
57-96
2021年6月16日(水)
15:30
日本 vs
中国
DAZN
フジテレビNEXT
フジテレビNextsmart
2021年6月17日(木)
19:00
チャイニーズ・タイペイ vs
中国
 
2021年6月18日(金)
15:30
日本 vs
チャイニーズ・タイペイ
DAZN
フジテレビNEXT
フジテレビNextsmart
2021年6月19日(土)
15:30
中国 vs
日本
DAZN
フジテレビNEXT
フジテレビNextsmart
2021年6月20日(日)
19:30
中国 vs
チャイニーズ・タイペイ
 

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