バスケットボール日本代表の富樫勇樹が14日のオンライン会見に出席し、NBA選手として唯一日本代表に参加している渡邊雄太の存在感を称賛した。
日本は13日、FIBAアジアカップ2022でカザフスタンと対戦し、100-68で初戦を勝利した。この試合でポイントガードの先発として出場した富樫は、約20分間の出場で6得点5アシスト3リバウンドを記録。特に第3クォーターでは2つの3ポイントシュートを沈めて流れを呼び込むなど、ベテランらしい安定感でチームを勝利に導いた。
試合を振り返った富樫は「前半はディフェンスが機能せず、相手にかなり高い確率でオープンシュートを決められてしまった」と、前半の出来を反省。しかし後半は「ディフェンスからしっかりと入り、ドライブ、3ポイント、トランジションなど練習してきたものが出せた。あれがトムさんが求めている日本のバスケで、すごく自信になった」と手応えを口にした。
さらにこの試合では、渡邊が東京オリンピック以来となる代表チーム参加となった。その渡邊は約30分の出場で21得点8リバウンド4アシストと流石のプレーを見せている。渡邊について富樫は「特別調子がいいわけではなかったが、当たり前のように20点を取る。数字に表れている部分以外でも、彼がいることで周りの選手がすごく生きている。心強い」と影響力の大きさを語った。
初戦に勝利した日本は、15日にシリアとの2戦目を戦う。「(個人としては)自分からチャンスを作りにいくプレーをしたい。昨日は開いているところでシュートを打っただけ。自分からチャンスを作らないといけない」と課題を口にし「グループリーグ3連勝が目標。後半のいいリズムのまま明日も前半からプレーしたい」と意気込んだ。
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