バスケットボール日本代表は、19日に行われたFIBAアジアカップ2022の準々決勝進出決定戦でフィリピン表と対戦し、102-81で勝利した。
17日に行われたイラン代表戦に敗れ、準々決勝進出決定戦に回った日本は、そのイラン戦から先発1名を変更。吉井裕鷹に代わって須田侑太郎が名を連ね、富樫勇樹、西田優大、渡邊雄太、エヴァンスルークらとともにスターティング5を務めた。
試合序盤こそオープンに点を取り合う時間が続いただ、徐々に日本が引き離していく。富樫や渡邊の3ポイントシュートが決まり、32-16と大きく突き放して第1クォーターを終えた。いいリズムだった日本だが、第2クォーターには得点が止まる。32-25とフィリピンに点差を詰められると、ここで日本はタイムアウト。試合が再開し、直後のプレーで富樫の3ポイントが決まり、ようやく日本が加点に成功すると、そこからリードを広げ50-34でハーフタイムを迎えた。
第3クォーターもリードを保持しながら時間を進める日本だったが、開始3分にアクシデント。ここまで15得点9リバウンドの活躍を見せていた渡邊が足首を負傷。そのままピッチを後にするなど、日本は残り時間を大黒柱を欠いて戦うこととなった。この嫌な流れを変えたのが須田。フィリピンに3ポイントシュートを決められた直後に、自身も3ポイントを沈めると大きな拍手で味方を鼓舞。77-63とリードを保ったまま最終クォーターを迎えた。試合終盤は、日本が加点に成功し有利に試合を進め、102-81で終了。勝利した日本は、オーストラリアが待つ準々決勝へと駒を進めた。
この試合のトップスコアラーは富樫で、18得点に6アシストをマーク。エヴァンスは17得点7リバウンド、負傷交代した渡邊が15得点9リバウンド3アシストと結果を残している。
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