女子バスケットボール日本代表は、9月22日に開幕するFIBA女子バスケットボールワールドカップ（W杯）に出場する。大会を配信するDAZNでは、女子日本代表を応援する『バスケW杯ナビ』がスタート。東京五輪で銀メダルを獲得後休業宣言をした馬瓜エブリンさんと、同じく東京五輪後引退した元日本代表三好南穂さんが対談した。
2人は今回、DAZNで初解説を務める。エブリンさんは、これまで苦楽をともにしてきた仲間たちの戦いを解説することについて「自分の気持ちが結構入っちゃうんじゃないかな」と心配の様子。三好さんは「男子の試合もずっと見てきたDAZNでの解説。他の競技を見ている方にも今日もを持ってもらえるチャンス」と語った。
(C)DAZN
やや緊張の面持ちで始まった対談は、世界ランク8位に位置する女子日本代表の現在地について。エブリンさんが「五輪とは違うチーム。しかしメンバー的には強い」と言えば、三好さんも「十分に優勝できるチャンスはある」と太鼓判を押す。しかし2人とも「簡単な戦いはない。むしろ予選を勝ち上がることさえ大変。強豪ばっかりでどちらが勝つかわからない対戦が多い」と気を引き締めた。
そんな2人が、女子日本代表の注目選手についてもコメント。三好さんは副キャプテンを務める赤穂ひまわりを挙げ、「まだまだ全然若い選手。でも日本の核となる選手で、苦しい時に点を取ってくれる」とその魅力を語る。エブリンさんも「今まで何回『ひま、ありがとう！！』って言ったことか」と赤穂の勝負強さに助けられてきたことを明かした。
(C)DAZN
一方、エブリンさんの注目選手は2人いるようで、1人目はキャプテンの髙田真希を挙げた。「Wリーグでも先頭で引っ張ってきてくれた選手。五輪でもチームを引っ張ってくれた。大変だと思うけど、リツさんの力がないと女子代表は成り立たない」。
そしてもう一人は、エブリンさんの妹である馬瓜ステファニー。「五輪では3人制のバスケットで活躍して、帰ってきてからめちゃくちゃ成長したなと。自覚や代表でチームを引っ張る気持ちが見えてきた」と妹の成長を嬉しく思っているようだ。
その後も2人は、相手国のライバル選手や「バスケットの変態」という恩塚亨HCについてなど、女子日本代表の知られざる魅力について語った。
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