バスケットボール日本代表は8月27日、FIBAバスケワールドカップ2023 グループE第2戦でフィンランド代表と対戦し、98-88で勝利した。日本にとっては、2006年に行われた前身の世界選手権・1次リーグのパナマ戦以来となる約17年ぶりの勝利となった。
25日に行われたドイツ戦に敗れた日本（FIBAランク36位）が、同じくオーストラリアに敗れたフィンランド（同24位）との一戦を迎えた。日本は、ドイツ戦と同様に富樫勇樹、原修太、馬場雄大、渡邊雄太、ジョシュ・ホーキンソンの5名をスタメンに送り出した。
相手に3ポイントシュートを決められて始まった第1クォーターだったが、日本も馬場のダンクで反撃を開始。比江島慎の4点プレーも飛び出すなど22-15とリードして終えた。しかし続く第2クォーターではジリジリとフィンランドのシュートが決まり、36-46と10点差をつけられて試合を折り返した。
第3クォーターには富永啓生や馬場の3ポイントで得点を重ねて、10点差のまま試合は最終クォーターへ。すると富永やホーキンソンの得点で日本が徐々に追い上げると、残り4分35秒で、河村が相手のファウルを誘うスクープショットを決め、その後のフリースローも沈めて日本がついに逆転する。するとそこからは河村劇場が開演。3ポイントシュートが決まり、最終スコア98-88で勝利した。
この試合、日本のトップスコアラーはホーキンソンで、28得点19リバウンド。河村は25得点、富永と比江島がともに17得点をマークしている。
歴史的勝利を飾った日本は、29日にオーストラリア（同3位）との試合が行われる。
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