バスケットボール日本代表は27日、FIBAバスケワールドカップ2023グループE第2戦でフィンランドと対戦する。日本代表の比江島慎が、フィンランド戦に向けた意気込みを語った。
25日に行われた初戦のドイツ戦では日本の武器である3ポイントが抑えられ、35本中6本の成功率17.1%に終わり敗れた。本来の戦い方ができず、力の差を見せられての敗戦だったが、比江島は「タフな結果になったがそんなに雰囲気は悪くない」とチームの雰囲気を語る。
最終スコア81-63で敗れたが、第3クォーターは16-16のイーブン、第4クォーターは12-16と日本が4点をリードした。比江島も「後半は点数で言えば僕らが勝っていた。次につながる試合ができた。下を向かずに次の試合に向けて切り替えられている」と手応えを感じつつ、次の試合への準備を進めているようだ。
一方で課題も明確。ドイツ戦では第2クォーターまでの点差がそのまま結果につながってしまった。「このチームは戦えている時間帯はどの相手でも戦える。流れのゲームなので、相手に行ってしまうこともあるが、そこでその流れを断ち切れるか。40分間集中し続けられるかが大事」といかにして日本の時間を長くし、相手の時間を耐え凌げるかが今後のポイントだと語った。
チーム最年長の比江島はベンチスタートが多いものの、ドイツ戦の第2クォーターにはスティールからドリブルで運び、最後はタフなショットを決めるなど、チームの流れを変えるプレーが求められている。
「出場時間は限られると思うが、出ている時は日本の流れになるプレーを心がけたい。もっともベンチが暗くなる時間があったので、そこで盛り上げていくのが自分の仕事。アジア1位になるのは得失点差も大事。1分、1秒大事にしたい」
注目のフィンランド戦は27日21時10分にティップオフ。
【バスケ男子日本代表】フィンランド戦前日練習&比江島、マルカネンに直撃インタビュー!
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