バスケットボール日本代表は8月29日、FIBAバスケットボールワールドカップ2023グループE第3戦でオーストラリア代表と対戦し、89-109で敗れた。2次ラウンド進出を逃した日本は、順位決定戦に回る。
27日に行われたフィンランド代表戦で世界大会では17年ぶり勝利した日本代表(FIBAランク36位)が、オーストラリア代表(同3位)と2次ラウンド進出をかけて対戦した。
フィンランド戦から富樫勇樹と原修太の2名に代えて、河村勇輝、比江島慎、渡邊雄太、馬場雄大、ジョシュ・ホーキンソンの5人でスタートした。すると初先発となった比江島のシュートで日本最初の得点が生まれると、以降は渡邊やホーキンソンが得点を重ねていくも、オーストラリアに先行されて17-25で第1クォーターを終える。続く第2クォーターも、渡邊のドライブからのシュートやホーキンソンのパワーを活かしたプレーで得点。しかし35-57と点差を広げられて試合を折り返した。
第3クォーターに入ると日本が攻勢を強め、富樫や渡邊の3ポイントで点差を縮める。さらに馬場の速攻からのレイアップも決まるなど、日本が70-87と17点差とした。最終クォーターも日本が得点を重ねて一時は14点差まで追い上げるが、終盤には相手に連続ポイントを許し、最終スコア89-109で敗れた。
日本のトップスコアラーはホーキンソンで33得点7リバウンド。続いて、渡邊が24得点7リバウンド、富樫が14得点を挙げた。敗れた日本は1次ラウンドを1勝2敗で終えて、2次ラウンド進出は叶わず順位決定戦に回る。その順位決定戦ではグループFのスロベニア代表(同7位)、ジョージア代表(同32位)、カーボベルデ(同64位)、ベネズエラ代表(同17位)のうち下位2チームと対戦する。なお、グループFの第3戦は30日に行われる。
また、今大会ではパリオリンピックの出場権もかかっており、アジア最高位のチームが出場権を獲得。順位決定戦での成績も加味される。
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