バスケットボール日本代表は9月2日、FIBAバスケットボールワールドカップ2023順位決定ラウンドグループO第2戦でカーボベルデ共和国代表と対戦し80-71で勝利した。今大会3勝目を手にした日本が、パリオリンピック出場権獲得を獲得している。
今大会2勝2敗で最終戦を迎えた日本は、この試合に勝つとアジア勢1位が決まり、パリオリンピックの出場権が与えられる。自力での本戦出場権獲得に向けて、ベネズエラ戦と同じく河村勇輝、比江島慎、馬場雄大、渡邊雄太、ジョシュ・ホーキンソンが先発出場となった。
ホーキンソンのフリースロー、渡邊の豪快なダンクで幕を開けた試合は、富永啓生の3ポイントも決まるなど日本が勢いに乗る。17-19と2点ビハインドで第1クォーターを終えたが、続く第2クォーターも河村や富永の若い力が得点を重ね、50-37と日本が一気にリードを広げた。
後半も富樫勇樹や富永が得意の3ポイントを沈めるなどジリジリと相手を指揮話して、73-55に。しかし、ここまで何度も逆転劇を演じてきた第4クォーターでまさかの苦戦。一時は0-13のランを許すなど、劣勢となった日本だったが、ホーキンソンが嫌な流れを払拭する“3点プレー”を見せると、試合終盤にはコーナースリーを決めて勝負あり。最終スコア80-71で日本が勝利した。
この結果、今大会における日本のアジア勢1位が決定し、パリオリンピックへの出場権を獲得。前回の東京五輪は開催国枠での出場であり、自力で出場権獲得は76年モントリオール五輪以来48年ぶりとなる。
なお、日本のトップスコアラーはホーキンソンで、29得点7リバウンドのスタッツ。続いて富永が22得点、河村が14得点8アシストの成績を残した。
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