大会史上初となる6連覇を目指すバスケットボール女子日本代表が、28日にFIBA 女子アジアカップ 2023の第3戦でオーストラリア代表と対戦し、91-66で勝利。この結果アジアカップベスト4進出と、来年の五輪出場権を獲得している。
FIBAランキング9位の日本が、同3位のオーストラリアと対戦。ここまでの2試合と同じく馬瓜ステファニー、髙田真希、山本麻衣、林咲希、赤穂ひまわりの5人が先発に名を連ねた。
注目の第1クォーターは、オーストラリアに8点のランを許す苦しい展開となった。8本中1本と3ポイントを決めきれない日本は、宮崎早織のスピードを生かしたドライブなどを使いながら2ポイントのシュートを決めていき、21-15で最初の10分を終えた。すると第2クォーターは山本やオコエ桃仁花の3ポイントで一気に逆転。44-32とリードを広げて試合を折り返した。
迎えた第3クォーターは、山本が切れ味鋭いドライブから次々とポイントを重ねていく。また、初代表の星杏璃もドライブや3ポイントと躍動。70-51と大きく引き離して迎えた最終クォーターは、赤穂の3ポイントが決まるなど日本の勢いが止まらない。そのまま91-66と圧倒して3連勝とした。この結果日本は、ベスト4進出が決定し来年行われる五輪の出場権も獲得した。
日本のトップスコアラーはオコエで20得点をマーク。続いて山本は19得点、星が15得点を挙げた。また、序盤は決まらなかった3ポイントシュートも、終わってみたら33本中17本成功させ、51.52%の成功率となった。
FIBA女子アジアカップ2023｜日本代表メンバー
- 3 馬瓜ステファニー（PF/182センチ）
- 8 髙田真希（PF/185センチ/デンソー アイリス）
- 12 朝比奈あずさ（C/185センチ/筑波大学）
- 15 本橋菜子（PG/164センチ/東京羽田ヴィッキーズ）
- 23 山本麻衣（PG/163センチ/トヨタ自動車 アンテロープス）
- 27 林咲希（SG/173センチ/富士通 レッドウェーブ）
- 31 平下愛佳（SG/177センチ/トヨタ自動車 アンテロープス）
- 32 宮崎早織（PG/167センチ/ENEOS サンフラワーズ）
- 59 星杏璃（SG/170センチ/ENEOS サンフラワーズ）
- 75 東藤なな子（SF/175センチ/トヨタ紡織 サンシャインラビッツ）
- 88 赤穂ひまわり（SF/184センチ/デンソー アイリス）
- 99 オコエ桃仁花（PF/182センチ/ジーロング・スーパーキャッツ/オーストラリア）
FIBA女子アジアカップ2023｜日本代表 試合日程
| 試合日 | カード |
|---|---|
| 6/26(月) 16:00 | 日本 vs チャイニーズ・タイペイ |
| 6/26(月) 18:30 | オーストラリア vs フィリピン |
| 6/27(火) 12:30 | フィリピン vs 日本 |
| 6/27(火) 18:30 | チャイニーズ・タイペイ vs オーストラリア |
| 6/28(水) 12:30 | チャイニーズ・タイペイ vs フィリピン |
| 6/28(水) 18:30 | オーストラリア vs 日本 |
【準決勝進出決定戦】
| 試合日 | カード |
|---|---|
| 6/30(金) 未定 | 【QS1】B組2位 vs A組3位 |
| 6/30(金) 未定 | 【QS2】A組2位 vs B組3位 |
【準決勝】
| 試合日 | カード |
|---|---|
| 7/1(土) 未定 | 【SF1】A組1位 vs QS1の勝者 |
| 7/1(土) 未定 | 【SF2】B組1位 vs QS2の勝者 |
【3位決定戦】
| 試合日 | カード |
|---|---|
| 7/2(日) 11:30 | SF1の敗者 vs SF2の敗者 |
【決勝】
| 試合日 | カード |
|---|---|
| 7/2(日) 14:00 | SF1の勝者 vs SF2の勝者 |
FIBA女子アジアカップ2023｜放送・配信予定
FIBA女子アジアカップ2023は、『 DAZN 』が日本戦を全試合ライブ配信する。地上波やBSなどでの中継は予定されていない。
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