2018年5月にイタリア代表監督に就任すると、37戦無敗の快進撃を見せ、アッズーリをEURO2020優勝へと導いたロベルト・マンチーニ氏。だが、FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022欧州予選プレーオフで格下の北マケドニアに敗れて出場権を逃した末、昨年8月に電撃辞任すると、年俸2500万ユーロ(約40億円)とされる破格の条件でサウジアラビア代表監督に就任して物議を醸した。
しかしマンチーニ氏率いるサウジアラビアは、AFCアジアカップカタール2023では、PK戦の末に韓国に敗れてベスト16敗退。2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選においても、指揮官の年俸に見合った成績を残せず、マンチーニ氏は、10月のホームゲームで日本に0-2と敗れた直後の会見において、質問に激怒するなどして騒動となった末、スコアレスドローに終わったバーレーン戦後に解任となった。
わずか1年2カ月ほどで中東を離れたイタリア人指揮官は22日、イタリア国営放送『Rai』のインタビューに応じると、昨年8月のイタリア代表監督辞任の決断について自身の心境を明かした。
「あの選択は再びしないだろう。技術面、カルチョ面を踏まえると、代表監督とは最高に素晴らしいものだからね。ない、再びそうすることはないだろう」
マンチーニの辞任当時、イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィーナ会長との対立も伝えられており、指揮官がアッズーリを離れた一因とされた。
「おそらくお互いを理解していなかったのだろう。もしあと少し話し合うことができていれば、異なる形に進んでいたのではないだろうか。私は会長に対して反感など一切ない。(アッズーリの)ユニフォームよりもお金に関心があったかって? 私の経歴を見れば分かるだろう。知らない者は、まず目を通してから、意見を言うべきだ」
サウジアラビア代表監督の座を解任され、現在、無職となったマンチーニ。だが今後、新たなオファーが舞い込むことに自信を持っている。今シーズン2度の監督解任を決断したローマの監督候補として囁かれたこともあったが、「どこからも連絡はなかった。だが何かしら来るだろう。時間の問題だと思う」と語った。
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