女子バスケットボール日本代表(世界ランク8位)は13日、FIBA 女子バスケットボールワールドカップ 2022 予選でボスニア・ヘルツェゴビナ(同27位)と対戦し、82-87で敗れている。
初戦のカナダ戦では、最大20点差を付けられながらも粘りの戦いで逆転勝利した日本。そのカナダを相手に64-96で敗れたボスニア・ヘルツェゴビナとの一戦を迎えた。予選最後の試合はカナダ戦と同じく馬瓜ステファニー、渡嘉敷来夢、林咲希、宮崎早織、赤穂ひまわりがスタート5を務めた。
第1クオーターは林の3ポイントシュートで幕を開けると、その後も赤穂、髙田真希、近藤楓らが3ポイントシュートを沈める。23-20と日本がリードして最初の10分を終えた。第2クオーターはボスニア・ヘルツェゴビナに迫られる場面があったが、この日の日本は3ポイントシュートの精度が高く、林、赤穂の連続得点などで46-38とリードして試合を折り返した。
第3クオーターも髙田の3ポイントで、日本が先に動かす。ジョンケル・ジョーンズの高さを活かした攻撃を仕掛けるボスニア・ヘルツェゴビナに押し込まれる場面もあったが、オコエ桃仁花、三好南穂らも3ポイントが決まり、70-64とした。
最終クオーターは、一転して日本の3ポイントシュートが入らなくなる。するとボルニア・ヘルツェゴビナが徐々に点差を縮め、 残り5分50秒にジョーンズのシュートが決まり、日本は追いかける展開となった。さらに残り1分37秒には、逆に3ポイントシュートを決められてスコアは77-84。タイムアウト後には林の3ポイントシュート、ステファニーのドライブからのシュートが決まって2点差に詰め寄る。ところが終盤に3ポイントシュートを許して勝負あり。敗れた日本だが、14回目のW杯出場を決めている。
試合後の会見に出席した恩塚亨ヘッドコーチは「タフな試合のなかで、選手たちはポジティブに戦ってくれた。戦術的にもっといい考え方、戦い方で導けなかった。この学びを次に活かしていきたい」と反省を口にした。
キャプテンの林は、負けたなかでもチームの雰囲気に課題を感じたようで「自分たちのバスケができるような雰囲気を、自分が作りたかった。プレー面ではなく、コートサイドでもっと声を出すなどやれることはあった」と課題を口にした。
FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選
日時 | 対戦カード | 配信 |
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2月10日(木)19:00 | 日本 vs カナダ | DAZN |
2月13日(日)18:00 | 日本 vs ボスニア・ヘルツェゴビナ | DAZN |
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