【レビュー】ハイメ・ムンギアがガブリエル・ロサドとの熱戦を制す！タイトルマッチへ大きな一歩｜ボクシング

ハイメ・ムンギアは、今週頭に『DAZN News』に対して、ガブリエル・ロサド戦は自身最大の試練になるだろうと語っていた。

カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで行なわれたこの一戦。確かにロサドはタフな相手であったが、ムンギアは自身のキャリアの中でも最高レベルに研ぎ澄まされたパフォーマンスを見せ、3-0の判定(119-109, 118-110, 117-111)で満場一致の勝利を収めた。『DAZN News』独自の採点でも、120-108でムンギアの勝利となった。

ムンギア（38勝0敗、30KO）は試合開始のゴングから新たな引き出しを見せた。これまでよりもコンビネーションやボディへのジャブを多く打ち、ディフェンス面も最も良いパフォーマンスだった。

大方の予想では、ムンギアがパンチの数やパワーショットで試合をコントロールするとしていた。実際にその通りに試合を支配していく。一方のロサドは、終盤に右とコンビネーションを当てラウンドを取ろうと奮戦したが、判定をひっくり返すには至らなかった。

勝利したムンギアには今後多くの選択肢が生まれる。現在WBCとWBOで第一挑戦者に位置しており、ジャーモール・チャーロかデメトリアス・アンドラーデへ挑戦する可能性がある。チャーロの次戦の対戦相手は決まっておらず、アンドラーデは11月19日、ジェーソン・クイグリーを相手に防衛戦を行なう。

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