ディミトリー・ビボルは先週末に行われたライトヘビー級タイトルマッチでカネロ・アルバレスを相手に見事勝利。その理由を語った。
無敗のWBA王者ビボルは、メキシコのスーパーミドル級アンディスピューテッド王者を3-0の判定で下し、王座防衛に成功した。
ビボルは『DAZN Boxing Show』内でインタビューに応じた。
「この試合を望んだのは、もっと注目を浴びて多くのファンに僕の技術を見せ、ボクシングファンに知ってもらうためだ。今回、それは実現した。リマッチは僕の目標じゃない。目標は、ライトヘビー級でもっと多くのベルトを巻くことだ」
ビボルのマネージャー曰く、可能性が取り沙汰されているリマッチについては前回の試合から1ヶ月以内に決定せねばならず、日程も試合日から6カ月以内に設定しなければならないということだ。ビボルはこう語る。「今一番やりたいことではないね。あくまで目標はアンディスピューテッド王者になることだ。他の王者たちと戦いたい」
「彼は契約でリマッチのオプションを行使できるけれど、それは僕の目標ではない。だが彼が望むならリマッチを受けよう。彼が機会をくれるのだから、もちろん僕も彼に機会をあげるよ」
だが、次戦の契約内容は改善されるべきだと感じているという。つまり、ファイトマネーの増額だ。
「ポスターで一番上に載るような存在になりたいと思っている。もし彼がそれを受けないのであっても、問題はないよ」
試合の作戦について聞かれると、ビボルはカネロの強さを考慮して用意した作戦を、ディフェンス面と準備の面の二つの要素に分けて説明した。
「彼は素晴らしいパンチを持っているし、パワーも備えている。ライトヘビー級のどんな選手とも戦えるだろう。間違いなくそれだけのパワーがある」
「もちろん自分のディフェンスのおかげで頭を守れたし、ボディも守ることができた。左フックやボディへのパンチが多くて、腕を打たれた。腕にパンチを放ったことで彼はパワーや体力を無駄にしたね」
「ここ(左腕)にアザができた。少し痛いけれど、まだジャブを打つことはできるよ」
「合宿でスパーリングをやったときも、スパーリングパートナーたちは時々僕の腕にパンチを打っていた。彼らはスパーリング中にビボルの腕や肩にパンチを当てるという計画を立てたんだ。だから試合でもそうなることは予想できたし、彼のカラム・スミスとの試合を見ていたから、わかっていたんだ」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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5月15日(日) 9:00 | ラミレス vs.ボーセル | WBAライトヘビー級12回戦 |
5月21日(土) 3:00 | レハラガ vs.メトカルフ | WBAコンチネンタルスーパーウェルター級王座決定戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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