ライト級のスーパースター候補と期待されているライアン・ガルシアは、次戦でガーボンタ・デービスと戦いたいと言い続けてきた。どうやら、もはやその気持ちはなさそうだ。
24日の夜、ガルシアはインスタグラムを更新。8万4000人のフォロワーに対して、マニー・パッキャオと対戦することを公表した。
この件に関して、パッキャオも「ゴールデンボーイ・プロモーションズ」のガルシア陣営も発言をしていない。
以前ガルシアは、このフィリピンのレジェンドと戦うことが「夢」だと言っていた。パッキャオは42歳となり、全盛期に比べれば試合の頻度はずっと低くなっている。
一方、カリフォルニア出身、22歳のガルシアはここ最近で結果を残してきた。今ではタレント豊富なライト級で有望なタイトル候補のうちの一人と見られている。
直近ではイングランドのベテラン、ルーク・キャンベルと対戦。ガルシアはキャリアで初めて試合前半にダウンを喫したが、7回に恐ろしいほどのボディーショットでKO勝利している。
パッキャオ戦実現への障害といえば、パッキャオ自身はウェルター級を主戦場としており、WBAのタイトルを持っていることだ。ガルシアよりも2階級上であり、ガルシア自身は135ポンド(約61.2kg)以上で戦ったことがない。
ガルシアがSNSを通じて非常に有名になっていることと、ボクシング史上最高クラスのファイターというパッキャオのネームバリューを考えれば、この一戦は大金が動くことになるだろう。
しかし、互いが次に相対するとするならば、両陣営ともに既存のプランを変えなければならない。パッキャオ陣営はUFCファイターであるコナー・マクレガーと拳を交える計画を話していた。だが、UFC257でマクレガーがダスティン・ポイエーに敗れたことで、この計画はひとまず延期となるかもしれない。
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