北米を中心に放送される『DAZN Boxing Show』内で、プロモーターのエディー・ハーン氏がディミトリー・ビボルの実力を高く評価した。ディミトリー・ビボルは5月にサウル”カネロ”アルバレスを倒しWBAライトヘビー級スーパー王座を防衛。キャリアを決定づける勝利を飾っている。
契約でリマッチ権を保有していたアルバレスだったが、これを行使せず、9月17日にゲンナジー・ゴロフキンとの3度目の対戦を行うことを発表。ビボルは対戦相手不在となってしまった。ビボルはとりあえず他の試合を受けるかもしれないが、6月18日に行われる統一王者アルツール・ベテルビエフ対WBO王者ジョー・スミスJrの結果を待つ可能性もある。プロモーターを務めるエディー・ハーン氏は、ビボルが後者を選び、かつベテルビエフがスミスJrを倒した場合を仮定した上で、ビボルはベテルビエフに勝つことができると自信をみなぎらせる。
北米を中心に放送される『DAZN Boxing Show』の最新エピソードでハーン氏は次のように語った。「あのパフォーマンスを見れば、正直に言ってビボルの方がベテルビエフよりもずっと有力だろう。素晴らしい試合だった。(ベテルビエフが)スミスとどのように戦うかは見てみないといけないが、ビボルの(アルバレス戦での)あのパフォーマンスは素晴らしかった」
ファイトウィークには、ハーン氏がビボルよりもアルバレスを推しているようにみられたことがファンの間で多く語られることもあった。アルバレスとの関係性が理由であるとしてハーン氏はこれを認めた一方、Matchroom Boxingのトップとしては、それまでパウンド・フォー・パウンドの絶対王者であったアルバレスを相手にビボルが偉業を成し遂げたことについて、これ以上ないほどに喜んでいるという。
「ずっと約束していたとおりの機会を彼に与えたんだ」とハーン氏。
「サウルに対して残念な気持ちになったのと同じくらい、ディミトリ―については嬉しいんだ。素晴らしい若者で、最高のチャンスを得るにふさわしいからね」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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6月5日(日) 3:00 | 尾川 vs.コルディナ | IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ |
6月11日(土) 8:50 | 京口 vs.ベルムデス | WBA世界ライトフライ級王座統一戦 |
6月12日(日) 9:00 | ムンギア vs.ケリー | スーパーミドル級12回戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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