日本時間日曜日、ライアン・ガルシアが15カ月の休養から戻ってきた。エマニュエル・タゴエを圧倒し、3-0の判定で復帰戦を勝利で飾った。
タゴエを下したガルシアだが、次戦の対戦相手としてたくさんの可能性が広がっている。この23歳が選ぶ道は、誰だろうか?『DAZN』はガルシアに見合う次なる対戦相手を考察した。
ガーボンタ・デーヴィス
この試合は国を挙げて実現させるべき一戦と言っても過言ではないだろう。
ガルシアとデーヴィスは2021年に協議があり、将来有望な若手スター同士のメガファイト実現を目指していた。だがその後、ガルシアはマニー・パッキャオ戦の実現に注力した。この一戦が実現しなかったため、ガルシアは再びデーヴィスとの協議を再開しようとしたが、その頃デーヴィスはすでにマリオ・バリオスとの対戦を決めてしまっていた。
ガルシアが日本時間日曜日に戦い、"タンク"は5月に28日にロランド・ロメロを相手に復帰戦を行なう。ロメロ戦後にメイウェザー・プロモーションズを離れると話していることから、デーヴィスが勝利すればファン待望の一戦が実現する可能性はますます高くなる。そうなればボクシングファンは大歓喜だろう。
ジョジョ・ディアス
ディアスとガルシアは昨年11月に拳を交える予定だった。だがガルシアは手首を痛め、手術を余儀なくされてしまった。取り残されたディアスは12月初めにWBCライト級王者デヴィン・ヘイニーと相対した。白熱の試合は結果的にヘイニーが判定で勝利したが、渾身のパフォーマンスを見せたことでディアスの株は上がっている。
ディアスは日本時間日曜日に行なわれたDAZNの放送で解説を務めた。その際、対戦相手は未発表ではあるものの、7月にリングに戻ることを明かした。もし彼が勝利を収めれば、昨年失った機会を再び活かそうと思うだろう。
「俺は誰かを避けたり逃げたりするタイプじゃないから」と『DAZN』の試合後のトークで語ったディアス。「ライアン・ガルシアが契約書にサインするなら、俺もサインする。試合を実現することができるよ」
「ライアン・ガルシアには大物と戦いたいという心意気がないように思うけれどね」
ディアスが復帰戦で勝利し、その後にデイヴィス戦が実現しなければ、ガルシア-ディアスの対戦が実現しそうだ。
ワシル・ロマチェンコ
すでに笑い声が聞こえてきそうだ。もちろん、「ロマチェンコと対戦するために、ガルシアは何をなすべきか」という声が上がるだろう。
ガルシアがデーヴィスと対戦できず、ディアスの復帰戦勝利後、対戦が実現するまで待ちたくなければ、ロマチェンコ戦を希望してもよいのではないだろうか?
現在、ロマチェンコは母国ウクライナにおり、ロシアとの戦争に志願参戦している。もし戦争がもうじき終わるのであれば、ロマチェンコは試合を望むだろう。そして戦争のためキャンセルとなってしまったライト級統一王者ジョージ・カンボソスJr戦のようなビッグマッチを希望するだろう。
今ライト級で試合を組めるビッグネームはどれほどいるだろうか?ガルシア以上の選手はいないのではないだろうか。
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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4月17日(日) 3:00 | ベン vs.ヘールデン | WBAコンチネンタル・ウェルター級タイトル戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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