ライトヘビー級コンテンダーのヒルベルト・ラミレスは、2022年はこれまで以上に飛躍するべく、待ち望んだ世界タイトル戦へとこぎ着けたい構えだ。だが、ボクシングに決定事項は存在しないということも分かっており、自身がWBA指名挑戦者だからといって、すぐにディミトリー・ビボルと対戦できる保証はないということも理解している。
だからこそ、ラミレスは自身が継続的に活動できるように、有事に備えたプランを用意しているという。
アルツール・ベテルビエフとジョー・スミスが今週末3つのベルトの統一戦を行うが、このメキシコ人は両者のどちらかと近いうちに戦うことは難しいということを理解しているという。だが、ビボルが自身と戦う以外の選択をした場合に備えて、カラム・スミスやジョシュア・ブアツィといった他のファイターと戦う選択肢もありうる。
「理想的ではないとは思う。(カネロを倒したことにより)ビボルが手にしたもの全てが欲しいからね。だが何年も待ってはいられない。だからカラム・スミスやジョシュア・ブアツィのような相手との試合を考えることもありうる」とラミレスはDAZNに語った。
カラム・スミスはWBAスーパーミドル級王者であったが、2020年12月にメキシコのサウル"カネロ"アルバレスと対戦し、3-0の判定負けで失冠。その後175ポンド(ライトヘビー級)に階級を上げ、昨年9月にレニン・カスティーヨを戦慄の2ラウンドKOで沈めた。
一方ジョシュア・ブアツィの方がより大きなチャレンジになりそうだ。このオリンピック銅メダリストはプロ転向以来無敗街道を歩んでおり、先月に行った最新の試合では英国のライバル、クレイグ・リチャーズを判定で破っている。だが英国に赴きスミスかブアツィのどちらかと対戦する可能性があったとしても、ラミレスは一切動揺していない。
「自分がイングランドで(ブアツィと)戦っているのが見えるようだ。リングに二人が立てば誰も助けてくれない。ジャッジでさえもだ。リングで戦えること、そして世界中のどこでも戦えるのはとても嬉しいことだ。自分が全力でやっていることだからね。俺は生まれつきの戦士だから、戦って有名になれるのが嬉しいんだ」
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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6月26日(土) 9:00 | ロドリゲス vs.ルンヴィサイ | WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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