【レビュー】女子ウェルター級アンディスピューテッド王者を防衛 ｜ ジェシカ・マッキャスキル対セシリア・ブレークフス ｜ ボクシング

日本時間14日、WBC、IBF、WBO、WBA女子ウェルター級王座防衛戦でジェシカ・マッキャスキルはセシリア・ブレークフスと対戦した。女王のまっキャッスルは、注目のリマッチで前回対戦がフロックではなかったことを証明したがっていた。

ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターで行われた試合は、8月に行われた初戦と同様の展開となったが、マッキャスキルが3-0（100-89, 99-90, 98-91）の判定でウェルター級アンディスピューテッド王座（同一階級で4つの主要をベルトを獲得したファイターを指す）防衛した。

マッキャスキル（10勝2敗、3KO）は出来得る限りの技術を披露。前に出てグローブを振り回し、ブレークフスに息をつく暇さえも与えなかった。オープニングラウンドの終盤にはマッキャスキルはブレークフスを右拳で急襲。この一戦で最もハードなパンチだった。

7カ月前の展開とよく似ていたのはマッキャスキルが試合の前半を支配した後、ブレークフスが6ラウンド序盤から対応し始めたことだ。リーチのアドバンテージを活かしてジャブを打ち、マッキャスキルをリング際に追い込んだ。しかし7ラウンド、ブレークフスは過度のクリンチを咎められ減点を受けた。

マッキャスキルは残りのラウンドで攻撃力と運動量を活かして勝利を確実にした。WBC、WBA、WBO、IBF、そして空位となっていたリングマガジン王座を手にした。

さて、マッキャスキルの次戦はどうなるだろうか？ 今週早々に『DAZN NEWS』に語ったところによると、マッキャスキルが最も興味のある相手はケイティー・テイラーだ。さらに、テイラーとともにもう一人の名前を挙げている。

「ケイティー・テイラーが次の相手だとしたら、是非やりましょう」マッキャスキルは試合後インタビューで答えた。「もしクラレッサ・シールズがウェルター級に階級を下げたいのなら、ウェイトを作れるか様子を見ましょう。選択肢は沢山ありますね」