注目された一戦は、まさかの結末により盛り上がりを見せる前に終了を迎えた。日本時間5日に行われた、ジョシュ・ワーリントンとマウリシオ・ララによるダイレクトリマッチは、2ラウンドでテクニカルドローとなったのだ。
ワーリントンにとって目標であったララへのリベンジは、2ラウンドで終了となってしまった。
偶然のバッティングにより、ララが試合続行不可能となってしまった。成立規定である4ラウンドを終えることができなかったため、エメラルド・ヘディングリー・スタジアムで行われたこの一戦はテクニカルドローという決着に収まった。
「カットの状態は恐ろしいものだった」ワーリントンのプロモーターであるエディ・ハーン氏は『DAZN』が試合後に行うポストファイトショーで明かした。「ララは試合を続行しようとしたが、ドクターは、カットがまぶたの端から端までに及んでいると判断したんだ。もっと多くのラウンドを見たかったが、不運にもそうはならなかった。素晴らしいファイトになりそうだったのだが」
ワーリントンの試合への入りは非常によく、第1ラウンドで素晴らしい出来を見せた。ソリッドな動きを披露し、1ラウンドを先取したように見えた。そして第2ラウンド、ララが重いパンチを次々当て、自身のパワーを見せつけた。だがラウンド中盤で偶然のバッティングがあり、これが試合の行方を決定づけた。
ララは第3ラウンド前のインターバルでリングドクターの検査を受けたが、その結果、試合続行不可能と判断された。満足いかない幕切れに対して両ファイターともにひどくショックを受けていたようだったが、ライバル関係はまだ続きそうだ。日を改めて3度目のファイトが行われる可能性はある。
「ワーリントンはいい感じに見えた。体も仕上がっていたし、精神面もフレッシュだった。今日の試合は彼が勝つだろうと思っていたが、今となってはわからないね」とハーン氏は語った。
「わかることがあるとすれば、彼の前には素晴らしい未来が待ち受けているということだ。マウリシオ・ララについては、回復にどのくらいかかるか見ていかないと。ジョシュ・ワーリントンには、なるべくすぐにリングに戻ってきてほしい。2ラウンドの、いつ頃だったかまでは覚えていないが、あれほどのカットとなれば完治に何カ月もかかる。ララは6カ月かかるかもしれないが、できればジョシュの試合はリングで見たい。そして3度目の対戦を来年早めに行いたいね」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
9月11日(土) 01:00 | ブルゴビッチ vs.ラドニッチ | IBFインターナショナル・ヘビー級 |
9月12日(日) 02:00 | レジャラガ vs.シャラ | スーパーウェルター級12回戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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