ハイメ・ムンギアがついにリングに戻ってくる──。
ハイメ・ムンギアのリング復帰までは紆余曲折があり長い道のりとなってしまったが、ついにその時がやってくる。テキサス州エル・パソのドン・ハスキンス・センターで、WBOインターナショナルミドル級タイトルマッチのカミル・シュレメタ戦を行う。
元々、ムンギアは4月24日にマチェイ・スレッキと対戦予定だった。しかしスレッキが撤退すると、今度はディミトリアス・バラードとの対戦が4月23日に組まれた。
ところがムンギアにとって残念なことに、バラードが試合前にケガを負ったことで対戦を辞退。ムンギアは予定変更を余儀なくされ、ついに今週末に試合が実現したというわけだ。なお、スレッキとの対戦は日程が再調整されまもなく合意に達する。
スレッキが一度撤退したことで、急遽シュレメタが参戦することとなった。
対戦相手と日程の変更が度重なったにもかかわらず、ムンギアはすべてを前向きに受け止め、損失を取り返そうとウズウズしている。
「対戦相手の変更については、たくさん経験している」と記者会見で言及したムンギア。「明らかに、このレベルの戦いになってくると状況は違う。より激しく、戦略的に準備をしなくてはいけないからね。だが、私はその変更を静かに受けとめて、6月19日(※日本時間20日)に勝ってリングを降りるために必要な調整をやっているところだ」
シュレメタはこの試合が2021年の初戦となる。前回の試合でプロキャリアで初めての敗戦を喫した。12月にIBFミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキンと対戦し7ラウンドTKOで敗戦している。現在、ポーランド出身のシュレメタはゴロフキン戦の敗戦を振り切り、自身にとって最も重要な勝利を手にしたいと考えている。
「こういう重要な試合でハイメ・ムンギアと試合ができ、リングに戻ることができることを嬉しく思う」とシュレメタ。「状況はわかっている。試合まで2週間を切っている。だが、こういったチャンスに向けて準備してきたし、このチャンスを活かせると確信している。6月19日、ムンギア相手に番狂わせを演じるよ」
ムンギアはこの状況を乗り越え、ミドル級でタイトルマッチに迫ることはできるのだろうか?それとも、ギリギリでシュレメタがタイトル戦線に登場し、ムンギアの計画を狂わせることになるだろうか?
ムンギア vs シュレメタ 開始時刻
- 日時:6月20日(日)
- 開始時刻:日本時間 4:30
- メインイベント開始予想時刻:日本時間 7:00
ハイメ・ムンギア vs カミル・シュレメタのイベントは日本時間6月20日午前4時30分から開始される。アンダーカードの進行次第ではあるが、ムンギアとシュレメタの入場は日本時間午前7時頃と予想されている。
ムンギア vs シュレメタ 試合会場
このイベントはテキサス州エル・パソにあるドン・ハスキンス・センターで行われる。
ハイメ・ムンギア 対戦成績
- 国籍:メキシコ
- 生年月日:1996年10月6日
- 身長:182.9cm
- リーチ:データなし
- 総試合数:36試合
- 対戦成績:36勝0敗、29KO
カミル・シュレメタ 対戦成績
- 国籍:ポーランド
- 生年月日:1989年10月11日
- 身長:176.5 cm
- リーチ:データなし
- 総試合数:22試合
- 対戦成績:21勝1敗、5KO
ハイメ・ムンギア vs カミル・シュレメタ 全対戦カード
- ハイメ・ムンギア vs カミル・シュレメタ(ミドル級)
- ベクテミル・メリクジエフ vs ガブリエル・ロサード(スーパーミドル級)
- イベス・サモラ vs マーレン・エスパーザ(WBC女子フライ級タイトルマッチ)
- ブレア・コブス vs ブラッド・ソロモン(ウェルター級)
- ラウル・クリエル vs ファーディナンド・ケロビアン(ウェルター級)
- アレクシス・ロチャ vs ジェームス・ベーコン(ウェルター級)
- マヌエル・フローレス vs ダニエル・ロサーノ(スーパーバンタム級)
- トリスタン・カルクロイト vs デメトリアス・バンクス(クルーザー級)
- グレゴリー・モラレス vs 対戦相手未定(スーパーバンタム級)
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
---|---|---|
6月20日(日) 7:00 | ムンギ vs.スレッキ | WBOインターナショナルミドル級タイトルマッチ |
6月27日(日) 8:00 | マルティネス vs.コルドバ | WBC世界フライ級タイトル戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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