日本時間27日、WBC世界フライ級王者フリオ・セサール・マルティネスがジョエル・コルドバとの防衛戦を迎える。
世界最高と目されるフライ級ファイターがリングに戻ってくる。メキシコのグアダラハラにあるドーモ・アルカルデ - コード・ハリスコで3度目の防衛戦が行われる。
マルティネスの直近最後の試合は昨年10月。モイセス・カジェロスを2ラウンドで下している。12月にはカネロ・アルバレスvsカラム・スミスのアンダーカードとしてフランシスコ・ロドリゲスJrとの対戦が予定されていたが、ロドリゲスの病気により試合が流れてしまった。
それ以降、2月に行われたアルバレスvsアヴニ・イルディリムのダブルメインイベントのひとつとしてマックウィリアムズ・アローヨとの対戦が組まれた。だが、マルティネスは試合の2日前に右手の骨折を公表。またしても試合が流れてしまった。
マルティネスのカムバックに賭ける意思は強く、世界最強のフライ級ファイターが誰なのか、知らしめるつもりだ。
「また母国で戦うことができ、待ち望まれていた凱旋を果たすことができたことを嬉しく思う」プレスリリースでこのように語っていたマルティネス。
「母国メキシコで戦うことができ、ここでタイトルを防衛できるのはもっと嬉しいことだ。こういうプラットフォームで自分のキャリアを再び走り出すことができ、とてもモチベーションが高まっている」
対するコルドバは6連勝でこの試合に臨む。1月に行われた最近の試合では、この26歳はオットニエル・オルティス・サラテをレフェリーストップに下し、人生最大のチャンスを獲得した。
「この機会を長いこと待ち続けてきたし、世界王者になるという夢を実現するチャンスを無駄にしたくない」とコルドバ。
「Matchroomと私のプロモーション会社であるBXSTRSには、私の夢を叶えてくれたことに感謝したい。今私はあまり有名ではないが、6月26日(※日本時間27日)を過ぎれば私の名前を知る人は多くなる。マルティネスは素晴らしいチャンピオンだと思っているが、強さだけで勝てるわけではない。モチベーションや意欲も必要だし、その点で自分に勝てる人はいないだろう。ずっとこの瞬間を待ち望んでいたんだから」
ボクシング評論家たちは、この一戦はマルティネスにとって簡単な防衛戦となると予想している。だがそれは、試合をロープ越しに眺めているに過ぎないからだ。何が起こるか分からないのがボクシングだ。
マルティネス vs コルドバ 開始時刻
- 日時:日本時間6月27日
- 開始時刻:日本時間8:00
- メインイベント予想開始時刻:日本時間11時30分頃
フリオ・セサール・マルティネス vs ジョエル・コルドバのイベントは日本時間6月27日午前8時に開催される。アンダーカードの進行次第だが、マルティネスとコルドバの入場は11時30分頃になると予想される。
マルティネス vs コルドバ 中継
マルティネス vs コルドバのフライ級タイトルマッチは、DAZNから200以上の国と地域に生放送される。
マルティネス vs コルドバ 試合会場
イベントはメキシコ、グアダラハラのドーモ・アルカルデ - コード・ハリスコで行われる。
フリオ・セサール・マルティネス 対戦成績
- 国籍:メキシコ
- 年齢:25歳
- 身長:157.5 cm
- リーチ:160.0 cm
- 対戦数:19試合
- 対戦成績:17勝1敗1ノーコンテスト、13KO
ジョエル・コルドバ 対戦成績
- 国籍:メキシコ
- 年齢:26歳
- 身長:157.5 cm
- リーチ:167.6 cm
- 対戦数:18試合
- 対戦成績:12勝4敗2分、3KO
マルティネス vs コルドバ 全対戦カード
- フリオ・セサール・マルティネス vs ジョエル・コルドバ(WBCフライ級王座戦)
- ダニエル・マテリョン vs ホセ・アルグメド(WBAライトフライ級暫定王座戦)
- ガブリエル・ヴァレンスエラ vs フアン・オクラ(スーパーライト級)
- ディエゴ・パチェコ vs ヘスス・モロヨキ・パルマル(スーパーミドル級)
- クリスチャン・アラン・ゴメス・デュラン vs ホルヘ・ペレス・サンチェス(ウェルター級)
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
---|---|---|
6月27日(日) 8:00 | マルティネス vs.コルドバ | WBC世界フライ級タイトル戦 |
7月10日(土) 10:00 | ラミレス vs.バレラ | ライトヘビー級12回戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。