サウル・カネロ・アルバレスとゲンナジー・ゴロフキン。2人の偉大なファイターが3度目の対戦を迎える。
今週火曜日、メキシコのスーパースターとカザフスタンの王者が9月17日、4年ぶりに激突することが公式に発表された。この試合はスーパーミドル級アンディスピューテッド王座を賭けた試合となる。なお、試合会場はまだ決まっていない。
ファン待望の試合はDAZNから世界中に生中継される(メキシコ、ラテンアメリカ諸国、カザフスタンを除く)。
「個人的な感情がずっとある。消えることはないだろう」アルバレスはDAZNに対して語った。
「二度の対戦を終えた後でも、その気持ちは変わらなかった。彼(ゴロフキン)は俺のことを話すのをやめなかった。自分自身は彼の名前を出したことはない。だが彼の口からはいつも俺のことが出てくる。ずっと俺のことばかり話していた。だからより一層個人的な感情が強くなる。ライバル関係があることで余計に力が入る。おかげでトレーニングをもっとハードに続けられるし、もっと頑張ろうと思える。個人的には、逆に気分が良くなることもある」
5月にディミトリー・ビボルに喫した敗戦により、9年間の無敗記録が途絶えてしまった。これは大きな打撃だったかもしれないが、アルバレスは違った見方をしているそうだ。現時点での最強王者のランキングでは順位を大きく落としてしまったが、自分だけが人と違うことをやっているのだから、自分にとっては失敗ではないと主張する。
「どうやって(パウンド・フォー・パウンドランキングの)順位を決めているかわからないというのが事実だが、自分が最強だと未だに思っている」とアルバレス。「他の階級に挑戦して、ウェイトを上げたり下げたりしながら人と違うことを成し遂げようとしているファイターが他にいたら教えてくれ。そんな人はいないだろう」
「俺はやっている。何も賭ける必要なんかないのに、すべてを賭けて歴史を作り続けている。これまでに多くのことを成し遂げてきた。もう何もリスクを払わなくてもいい地位にいるはずなのに、まだ続けている。自分のような地位に上り詰めた人は、誰もそんなことをしていない。だから個人的には、自分がまだ世界最高のファイターだと思っているよ」
カネロがスーパーミドル級に戻ってくるということは、ビボルとの再戦が先延ばしになったことを意味する。だが、カネロはもう一度挑戦することを約束した。今度は別の手段を講じたいという。
「もちろんもう一度挑戦したい。俺は競争を好むタイプだし、我慢強いタイプだ。体重を上げて王座を獲得しようと思っていたが、今回は成功しなかった。だがもう一度挑戦するつもりだ。2度目の対戦に向けて、もっと肉体的なコンディションを上げていきたいし、12ラウンド戦うための準備をしたい」
「168ポンド(スーパーミドル級)でやってきたこととは違う手段を講じたいね。すべてのことに学びはある。新しいことに挑戦して、今回はうまく行かなかった。けれど、今後のための新たな指針ができたんだ」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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6月5日(日) 3:00 | 尾川堅一 vs.コルディナ | IBF世界Sフェザー級タイトルマッチ |
6月11日(土) 8:50 | 京口紘人 vs.ベルムデス | WBA世界ライトフライ級王座統一戦 |
6月12日(日) 9:00 | ムンギア vs.ケリー | Sミドル級12回戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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